小島一郎写真集成

制作 : 青森県立美術館 
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本棚登録 : 48
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900997233

作品紹介・あらすじ

津軽平野の秋の田で日がな働く農夫たち、寒風吹き荒ぶ下北の浜辺の光景…。過酷な撮影行、傑出した造形感覚、そして独自の暗室技法によって、陰影際立つ鮮烈な写真へと定着された、北の大地・空・人間。ローカリティとモダニズムとを激しく切り結ばせる小島一郎の写真が、現在を撃つ。39歳の若さで急逝した写真家の熱く短い生、その稀有な達成。

感想・レビュー・書評

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  • 日本なのにヨーロッパの田園風景を感じさせる。
    雲が綺麗。

  • 2012.3

  • これほど日本的な風景を撮りながら、なぜ”欧風”に感じるのだろう?

  • これは欲しい。

  • 絵画のように美しい調和のモノクロプリントが収められている。写真屋さんの子として生まれた小島一郎は、終始地元の青森を撮り続けた。その郷土愛が写真に漲るようで、彼の青森が出来上がっている。ただの青森ではない。
    自然厳しい青森を、とても優しく写し撮っている。粒子の荒い田舎道も、露光時間を多くして白く飛ばした大気も、小島の視線をとおして等しく温かい情景になる。マリオ・ジャコメッリの写真ではないが、土地に馴染む写真家の眼、態度、才能が、対象をわがものとしている。

    余談だが、間村俊一氏の装幀に相応しい、角背の写真集である。これも美しい。

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