- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901234115
作品紹介・あらすじ
マッキンゼーは、なぜ世界一でありつづけるのか?その秘密とは?知識・情報を詰め込む前にビジネスの基本思考を学べ!世界最強の構造思考を公開。
感想・レビュー・書評
-
マッキンゼー&カンパニーという戦略コンサル会社に学ぶ仕事術について書かれた本。
正直、個人的には内容が難しめ。けど、読み進めていく内に理解も深まり、色々と勉強になることを得られたのでそこは良かった。
どちらかというと心構え的な要素が多い。
そして、自分がどうとかだけではなく、いかに相手の力を引き出すか、あるいは協力を得るかといった視点においてもよく書かれている。
自分の仕事と直接繋がらなくても、十分すぎるほどためになる1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新入社員の当時を思い出してしまいます。
死ぬほど働くって言ううわさどおりに夜中でもメールのやりとりをしたり、議論で頭の回転の速さに置いてけぼりを食らたり、あなたの仕事は、なっていません!と(クライアントなのに!)怒らたり(笑)、etcあのころはかなりダメだしを食らったなぁと・・・。入社当時一番のカルチャーショックでした。
もちろん、一般の会社員と比べれば信じられないほど稼ぐ人たちだからっていうのもあるけど、頭が良くて上を目指す人たちっていうのはこういう人たちだな、と感じました。
まぁ、マッキンゼーは相当優秀な人材しか入れないらしいからねぇ。デキが違うといってしまえばそれまでなんだけど。
ところで、この本の内容は、マッキンゼーの基礎的な考えが詰まってます。これは、「仕事をする」という基礎的な部分ともいえますので、これから就職する学生や新入社員の方向けかな。さらりと読めますので読んでみて損はないと思います。 -
仕事への取り組み姿勢の基本が書かれている。
今から読み直すと目新しい部分はないが、
これを買った2001年の10年前はドキドキしながら読んでいた。
その時にきちんと理解できていなかった自分を思い出した。 -
一流と呼ばれているマッキンゼーの人々の働きかたが少しでも参考にならないかと思って読んでみた。
全体的な感想としてそこには簡単な裏技などなく、能力と努力、仲間により仕事の質を極限まであげている企業なのかなとも思った。
解決策の立て方が
「事実に基づき」
「厳密に構造化され」
「仮説主導である」
というのは興味深かった。
特にこの二番目の、構造化というのが個人的にまだまだであると感じているので、フレームワークなどを使い構造的に考えられるように努めていきたい。
(そうすることで、思考は整理されるし、他の人にも伝えやすくなると思う。)
また、箇条書きになっており、スラスラと読みやすいのは好印象だった。記憶に残った章立てを列挙しておく。
問題解決は事実から出発する。
MECEを貫徹させる
今の問題は本当に解決すべき問題なのか考える。
海の水を全部湧かすな
毎日一つチャートをつくる
シングルヒットをうつ
大きな絵を眺める -
いろいろな方が良書と薦められていたもののなかなか手に取れなかった一冊。マッキンゼー式と言いつつも、この手の自己啓発書を大量に読んでいる私にとってはそれほど目新しい発見はなかったものの、わずか2年ほどの在籍でここまでの学びがあるマッキンゼーという会社の凄さと、アタリマエのことを当たり前にやる難しさが改めてわかった気がします。
-
「海の水を全部沸かすな」⇒猛烈に働くのではなく、賢く働く。「毎日一つチャートを作る」⇒常に具体的に。「シングルヒットを打つ」⇒コンスタントに期待に応える。
-
かつまーの私。
勝間さんの著書にたびたび出てくるマッキンゼーがなんなのかと思い購入。
どういうところかはわかりました。
長時間労働や徹夜は日常茶飯事なんですね。
そこにマイナスイメージは持ちません。
やはり強い人は努力をしているんだ、と思いました。
とりあえずそういうところなんだねということはわかりました。 -
日経アソシエの「あなたが読むべき本」特集にあったので、借りてみた。
要点を30秒で説明する「エレベーター・テスト」という概念が気に入った。
一言で簡潔に、という訓練は重要だと思う。 -
事実に基づき
構造的で
仮説主導
Mece 重複せず全てを網羅しているか
Meceで思考を構造化する
それが最善の解決策か