モンゴリアンチョップ

著者 : 清水哲朗

• エヌ・エヌ・エー (2008年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

モンゴルに魅了された新進気鋭の写真家が、大自然の中で繰り広げるリアルドキュメント。あるときは遊牧民とともにユキヒョウを求めてゴビの山中を駆け巡り、あるときは氷点下40℃の湖畔でキャンプをしてみたり。本当のモンゴルを知りたい人、必読のフォトエッセイ。

感想・レビュー・書評

[まひなさんの感想 · 2008年5月3日]

写真家の清水哲朗先生の初の単行本、モンゴリアンチョップ読了いたしました。
モンゴルの季節ごとの風景、人々、生活、などなど、ステキな写真とともに、先生らしい親しみやすい語り口で興味深く綴られています。
思わず笑ってしまったり、驚いたり、痒くなったり(笑)、ぐいぐいひきつけられてしまいます。

10年にわたってモンゴルの取材を続け、モンゴル語を話される先生ならではの視点で書かれていて、観光ガイドブックとは違った「素」のモンゴル(？)が見えてきます。
また、パラグラフごとに掲載されている写真講座もとても参考になります。

この本は、以前このブログでも取り上げたwebフォトエッセイ「モンゴリアンチョップ」が元になっています。
お、その記事はちょうど去年の今日ですねえ、奇遇です♪

来月、また先生にお会いする機会があるので、本にサインしていただけるようお願いしてみようと思っています:-)

著者プロフィール

1975年横浜市生まれ。写真学校、写真家助手を経て23歳でフリーランスに。独自の視点で自然風景や動物、スナップ、ドキュメントまで幅広く撮影している。個展開催多数。著書に、写真集『CHANGE』『New Type』『おたまじゃくし Genetic Memory』『轍』、図録『トウキョウカラス』、写真絵本 世界のともだちシリーズ05『モンゴル 草原で暮らすバタナー』、フォトエッセイ『うまたび ―モンゴルを20年間取材した写真家の記録―』。第1回名取洋之助写真賞、 2014日本写真協会賞新人賞、2016さがみはら写真新人奨励賞受賞。https://tokyokarasu.com/

「2023年 『トウキョウカラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」