教室はまちがうところだ

著者 :
制作 : 長谷川 知子 
  • 子どもの未来社
3.69
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本棚登録 : 449
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901330404

作品紹介・あらすじ

全国の学校で愛されつづけてきたあの詩が、すてきな絵本になりました!
みんなの前で手をあげて発表するときの、ドキドキする気持ち、だれもが経験しているはず。そんな子どもたちを「まちがえうことをおそれちゃいけない」と励まし、まちがうなかで「ほんとのものを見つけていくのだ」「そうしてみんなで伸びていくのだ」と語りかけます。
こんな教室だったらいいな、こんな教室にしたいな、という声が、子どもたちからも教師たちからも、そして親御さんたちからも届いています。

感想・レビュー・書評

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  • 2004年発表。


    教室は間違うところだ。

    みんなどしどし手を上げて。

    間違った意見を言おうじゃないか。

    間違った答えを言おうじゃないか。


    間違ったことを恐れちゃいけない。

    間違った者を笑っちゃいけない。

    間違った意見を、
    間違った答えを、
    ああじゃないか、
    こうじゃないかとみんなで出し合い、
    言い合う中で、
    本当のものを見つけていくのだ。

    そうして、
    みんなで伸びていくのだ。




    30年ほど前に教師だった
    蒔田晋治さんが書いた詩
    『教室はまちがうところだ』が
    絵本になりました。


    ひと昔前の世代の人や優等生で生きてきた人には
    もしかしたら
    ビックリする絵本かも(笑)


    自分も引きこもりの子供たちを集めて
    ボクシングを教えているけど、

    ボクシングだけじゃなく
    生き方を伝えていけたらと
    生意気にも思っています。


    本当は
    間違った時にどうすればいいのか?
    という
    正解を出すまでの過程や
    考え方こそが大事なのに、

    今の学校は
    教師が指導しやすいように
    予め決められた
    ただ一つの答えに誘導したり、
    (答えは一つしかないと決めてかかってる)

    『早く正解すること』に
    こだわり過ぎるんじゃないかな(^_^;)



    間違うことは怖くないし
    恥ずべきことなんかじゃない。

    他人の目を気にし過ぎると
    人の心は死んでしまいます。


    間違ったことは
    悪だという考え方からは
    何も生まれないと思う。

    大事なのは
    自分で考えて答えを出すこと。


    地球には
    いろんな人種がいるように
    いろんな考え方がある。

    人の数だけ考え方は違う。


    相手の考え方を尊重し
    受け入れることで
    発言すること自体に
    正解も間違いもないことに気付き、


    勇気を持って
    自分の意見が言えたり、
    自分の考えを持てるようになる。


    親や先生と呼ばれる人たちが
    子供に教えなければならないのは
    転ばない方法ではなく、

    むしろ人は転んでも
    何度だって立ち上がれるって事だと思っています。


    これは学校の中だけじゃなく
    むしろ社会に出てからの
    人生を生きる姿勢にも繋がってくるので、

    小学生向きの絵本だけど
    今を生きづらい大人や、
    子供に教える立場の
    親の世代こそ
    読むべき絵本なんじゃないかな。

    • 円軌道の外さん

      まろんさん、
      いつも嬉しいコメント
      ありがとうございます(笑)(^O^)

      いえいえ、
      まろんさんこそ、なんていい先生!! ...

      まろんさん、
      いつも嬉しいコメント
      ありがとうございます(笑)(^O^)

      いえいえ、
      まろんさんこそ、なんていい先生!!

      まろんさんに教わる
      生徒たちがうらやましいし、
      まろんさんのような先生に出会ってたら、
      自分も学校の勉強や音楽の授業が
      もっと好きになってたと思います♪


      間違ったら
      何度だってやり直せばいいし、

      できるかできないかの結果より
      それまでの過程を褒めてやることが大事だし、

      俺も投げずに
      最後までやり通すことが
      大切なんじゃないかなって思ってます(^^)

      諦めて
      躊躇して、
      口に出すことができなくなって
      最終的に自分の意見が言えなくなることが
      一番コワいと思うから…


      あと、小さな頃から言葉に触れる機会を沢山作って物語を読んで聞かせると
      想像力が増すから
      何かあった時でも冷静な対処ができるらしいですね。

      今活字離れで本を読まない人が増えてるから
      想像力に乏しく
      短絡的でいろんな犯罪に結びついてしまったり、

      もっと基本的な
      『夢を見る』ということができない人たちが
      増えてしまってる現状です(≧∇≦)


      ファンタジーを信じる力がないから
      最初から出来ないものだと決めつけて
      目標を達成する歓びを放棄していたり…


      だから
      ファンタジーや夢を信じる力と
      想像力を養うには
      絵本が一番いいんですよね。

      自分が好きなのもあるけど(笑)
      子供たちには夢を信じて欲しいので
      いい絵本は
      読み聞かせして紹介してます(^_^)

      2012/05/25
    • まろんさん
      そうそう!

      きっと自分ならできる!と、根拠のない自信を胸に
      太陽や月に手を伸ばすみたいに
      夢にむかって背伸びするのって、子どもの特権だと思...
      そうそう!

      きっと自分ならできる!と、根拠のない自信を胸に
      太陽や月に手を伸ばすみたいに
      夢にむかって背伸びするのって、子どもの特権だと思うのに、
      今いる場所が快適でらくちんならいいや、って
      思っちゃってる子が増えてきてるのは、ほんとにさみしい(>_<)

      夢みる子供たちをひとりでもふやせるように、
      素敵な読み聞かせを、ずっと続けてくださいね!
      私も何十年か若返って子どもになって、
      円軌道の外さんの読み聞かせに参加してみたいです(笑)
      2012/05/25
    • 円軌道の外さん

      ここにもありがとうございます(^O^)


      あはははは(笑)
      いつでも読ませてもらいますよ(^_^)v
      (ただし、かなり脱...

      ここにもありがとうございます(^O^)


      あはははは(笑)
      いつでも読ませてもらいますよ(^_^)v
      (ただし、かなり脱線が多いですけど笑)


      自分の方こそ、
      ピアノ教えて欲しいです!
      (ロックンロールバンドにピアノは不可欠やけど、うちには弾ける人がいないんです泣)


      2012/05/29
  • 先生は言います。
    「教室は間違うところだ。」と
    「間違った答えを言いあうなかで本当の答えがでてくるのだ。」と
    「神様だって間違えるし、先生だって無い知恵しぼる。
     だから、こんな教室作ろうや! 」

    間違ってもいい教室を作ろうと先生は提案してます。

    ウッ ノ_・、)
    なんか涙出ます。
    こんな先生、いるのかな。
    あたしが生きてきた中では幼稚園の先生が
    一番、こんな感じだったかな。
    小学校や中学校にいくと、それどころじゃないって感じなのかもね。
    こんな熱い先生がこれからの日本を救うと
    真面目に思う。
    綺麗ごとかもしれないけど
    照れちゃうようなベタなことでもあるけど
    それを堂々と言える先生が出てきてほしいと切に願います

  • 間違えても良い。失敗だってしてもかまわない。そう子ども達に教えたいし伝えいたい。でも大人の社会では間違いや失敗をすると大変なことになる。そんな大人社会を見て育っている子ども達が本作を読んで少しでも挑戦心を持ってくれることを期待します。

  • 私は、この本去年買いました。
    本屋で立ち読みして、感動して。
    自分が、小さい頃すごく消極的で手をあげて答えるなんてすごく、勇気が必要だったんで。 by ほうてぃ

    • えほんがトドックさん
      息子に読み聞かせしたところ、
      「おもしろかった!」と息子(^v^)
      読んでよかったと思った母でした。

      筑波大学の徳田先生が「初体験」とは「...
      息子に読み聞かせしたところ、
      「おもしろかった!」と息子(^v^)
      読んでよかったと思った母でした。

      筑波大学の徳田先生が「初体験」とは「失敗する体験をすること」と、あるコラムに書かれていたことを思い出しました。(長男が小さい時、転ばないように、こぼさないように、失敗しないように先回りしていたな。。。。反省。。)

      まさに、この絵本のいわんとしていることと同じ事。
      子ども達には、成功の体験の前に失敗の体験が必要なんですよね。
      by Nao
      2012/04/11
  • 子供よりも大人、特に先生方に読んでもらいたいです。

  • この絵本を小学校4年生に読み聞かせしたところ、いつもは発表しない男の子が、その日の授業で発表したと聞いて、心から嬉しかったです。

  • 授業でも先生が読み聞かせしてくださいました。

    私自身、間違う事が怖くて手を挙げられなかった子なので、

    気持ちがすごく分かります。

    「間違う事を恐れるな

    間違ったっていい

    間違いを笑うな

    そんな教室つくろうや」

    クラスの雰囲気にもよりますが、

    高学年になるとやはり手が挙がりにくくなります。

    始業式の日とかに早速読んで、

    「こんな教室作ろう」って子どもたちに呼びかけたいですね。

  • 娘が小学生になったら読もうと思っていた絵本。
    今現在小学校1年生の終わりですが、まさにドンピシャな感じです。
    「間違った方がいいんだよ。今のうちにいっぱい間違っておきなさい」とは私もよく娘に言ってはいますが、そうはいっても、やっぱり間違うことには抵抗があるもの。
    でも、こういった絵本に描かれていることで、子どもにも受け入れやすいのではないかと思います。
    娘も読みながら、ニヤリとしていました。(笑)
    先生が皆、こういう考えで子どもたちを引っ張っていってくれたらいいんですが・・・

  • 教室はまちがうところだ、と先生が話しかける

  • 29年度 4-1
    8分以内

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著者プロフィール

1925年、静岡県生まれ。静岡第一師範学校卒。小中学校の教師を50年間務める。日本教育版画会、日本作文の会に所属し、実践を続けてきた。編著書に『版画にみる少年期』(新評論社)、『生命を彫った少年』(エミール社)などがある。

「2004年 『教室はまちがうところだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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