関西弁で愉しむ漢詩 (寺子屋新書 10)

著者 :
  • 子どもの未来社
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901330503

作品紹介・あらすじ

李白・陶淵明・白居易……あの詩人たちが関西人だったらこんなに楽しい! たとえば、陶淵明の「帰去来辞」は、「さぁ 帰ろか〜/イナカの田畑は荒れ放題や/これは帰らなアカンやろ/心が自由ちゃう世界で/何をウダウダせなアカンねん……」、韋応物の「幽居」は「社長も平社員も身分はちゃうけど/家を一歩出たら仕事に追われてる……」という具合になる。現代風に、左遷をリストラ、馬車を自動車と読みかえるなどの工夫もあり、とっつきにくい漢詩が、身近な世界として楽しめる。収録された54編の漢詩には、関西弁訳のほか、読み下し文と解説もつけた。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。勉強も楽しくなきゃやってらんない。
    酒飲んで今を楽しもうぜ!なおじさんばっかで読みやすい

  • 『えごいすとな思想』というサイトに掲載された漢詩の意訳の本です。漢詩以外にも、エッセイ(漢詩とはかけ離れた)付、妙な内容の漢詩の本ですが、とても愉しいです。

  • 関西弁と漢詩はどうも相性が良くないのでは?東北弁と漢詩のほうがまだしっくりくる気がする。

  • 漢詩をじっくり楽しむことができたらなぁ、という思いを、こんな本が実現に近づけてくれた。

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著者プロフィール

1967年大阪生まれ、在住。牡羊座B型。
職業:今のところ土木の図面を描く人。
趣味:睡眠。飲酒。読書。描画。
特技:ブラックな発想と発言で周囲を凍らせることができる……らし   い。
実態:日々、いかにして楽に生きられるかを考え、好きなことを好き   なだけできる生活を夢見ているナマケモノ。めんどくさがりで   引きこもりがち。自発的な行動力はあまりないが、なぜか周囲   に唆され、状況に流され、気づいたら先頭を切って行動してい   るコトが多々ある。そしてたまに、お酒飲んでクダ巻いている。
ホームページ「えごいすとな思想」http://home.att.ne.jp/wave/ayumi/

「2005年 『関西弁で愉しむ漢詩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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