書物の不在 (叢書・エクリチュールの冒険)

  • 月曜社
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本棚登録 : 28
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (82ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901477369

感想・レビュー・書評

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  • 外も中も真っ赤な装丁が私の目を奪いました。
    「書物の不在」どういう意味だろうか。
    単純な興味から手に取った一冊です。
    しかし、タイトルの意味を理解はできませんでした。
    とても薄い、短い文章の連続ですぐに読了できてしまいました。
    しかし理解できず、理解するための努力で頭が痛くなります。
    言い回しから内容そのもの全てが難しいのです。
    しかし、それだからこそ、装丁・内容…この書物そのものが特別に思えてしまう。
    本当に、不思議な本。

  • なにひとつ重要なことは分かってないんだけど、フーコーの短い解説で使われていた「外の思考」という言葉と関連して考えてみると、この本は全体的に書物を絶対視しないということを言っているのかなぁ・・・。

  • うーんと…しょ書物はかくことを通して書物になるのであって本質的に頭の中にあるのかな…?難しくてわからん。

    書くことは書物を無くす?表現には書物という障害物を乗り越えてく必要があるの?
    だとしたら書物意外の媒体の意義って?

  • 初版本は真っ赤っかです。目がちかちかします。

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著者プロフィール

1907年―2003年。20世紀後半のフランスが持ち得た最大の作家・批評家の一人。主な邦訳書に『至高者』(筑摩書房)、『死の宣告』(河出書房新社、)、『望みのときに』(未来社)、『私についてこなかった男』(書肆心水)、『最後の人/期待 忘却』(白水社)、『文学空間』(現代思潮社)、『来るべき書物』(筑摩書房)など。

「2013年 『他処からやって来た声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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