上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)

著者 :
  • ナナ・コーポレート・コミュニケーション
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901491778

感想・レビュー・書評

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  • 問題は、過去(自分が部下だった頃)の成功体験にしがみつく典型的だめ管理職である。この手の人間は自分のやり方が最高だと信じる。結果、誰からの信用も得られず、組織は腐って行くが、それに気づく事もなく、この手の書籍を読む事もない。薦めると逆上して怒りだすのもこの手のタイプである。

  • 東証二部上場を達成した魚屋さんで実践された人の使い方

  • 魚屋の経営会社、株式会社魚力で労働環境の改善に取り組み、業界初のサービス残量なしを実現し、同社の30年連続増収増益、東証二部上場に貢献した著者による人材流出防止論。

    全体的に、それができれば確かにみんなHappy、辞める人も減るが、あくまで理想論であって、それを如何に実現させるのか?というところは示されていない。魚力での具体的施策にもあまり触れていないので、単なる理想論の羅列で終わってしまっているのが残念。

    ま、各会社で個別の事情があったりして、魚力の施策をそのまま取り込めないのは分かるし、著者からすればここまで示されて何故できない?と思うのかもしれないが、、、

  • なぜもの。なのでタイトルと内容は切り離して考えてもいいとは思うのだが。。もう少し練った方が。お店などは参考になるとは思いますが。まずは後書きを読むべし。そこで引っかかれば本編を読むべし。

  • 200901/よちよち歩きの子にいきなり一人歩きを要求する現状/赤ん坊と思って少しずつ成長させてゆくことこそがマネジメント

  • 人材流出時代のマネジメント戦術です。

  • この本自体は200ページにも満たなく、文字数もそんなに多くはないのだが、
    内容は人の上に立つ立場としての人たちを納得させられる内容ばかりだ。
    「上司が部下を認めること」たったこれだけのことを意識するだけで、
    こんなにも職場の風土が変わっていくのかと感心する反面、人の意識を
    変えていく事が必要な分だけに実践することが難しいが、それを乗り越える
    力が湧いてくる本ですね。

  • ---------------
    今日のポイント
    ---------------

    部下を認めること、部下から「認められる存在」になること。

    「その人の下で働きたい」と感じさせるだけの魅力や器があるかどうか。

    人として誠実で頼りがいがあるか。

    会議では「結果を出した人は、なぜ、結果をだせたのか?」を分析し、みんなが真似して繰り返せるような可視化、言語化する場

    「訪問していない」という事実ではなく、「なぜ、訪問できないのか」という理由を解明することが重要

    「コツ」の共有化 → 部下の作業クオリティも一定化できる

  •  人事コンサルタントである著者が、「やめたい部下」「驚く上司」の間にあるコミュニケーションギャップについてわかりやすく解説します。

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著者プロフィール

松本 順市(まつもと じゅんいち)
ダントツ日本一の指導実績を誇る、注目の人事コンサルタント。
大学3年生のとき、当時3店舗しかなかった街の鮮魚店「魚力」にアルバイトとして入社、社長の参謀役として社長室に勤務する。3年後に大卒1号の正社員となり、当時、残業が多く社員の定着率が悪かった同社の労働環境改善に取り組む。
いわゆる「5K(きつい・危険・汚い・休日が少ない・給料が安い)」といわれる鮮魚小売業界にて、生産性を上げながら、業界初のサービス残業ゼロ、完全週休2日制を実現。社員とともに構築した〈社員の成長を支援する人事制度〉が原動力となって、16年後には年商3億円から175億円へ、労働分配率67%から37%へと成長し、業界一の高収益企業となる。その後、東証二部(現在は東証プライム)に上場。
1993年、人事コンサルタントとして独立。株式会社ENTOENTO代表取締役。
現在、中堅・中小企業に正しい人事制度を広めるために全国を飛び回っている。過去20年間の支援実績数1374社(2023年8月31日現在)、構築成功率99.6%、導入各社の実績向上に貢献している。
1956年福島県生まれ。中央大学大学院中退。
主な著書に、『「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる』(幻冬舎)『上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)『成果主義人事制度をつくる』(鳥影社)『社員が成長し業績が向上する人事制度』(日本経営合理化協会出版局)『1300社が導入した日本型ジョブディスクリプション』(日経BP)ほか。

「2023年 『日本で一番「早く」「簡単に」「エンドレスで」業績を上げる人事制度』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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