14歳からの哲学 考えるための教科書

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901510141

感想・レビュー・書評

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  • 「考える」とはどういうことか、がひたすら問われる一冊。「勉強する」のでもなく、「悩む」のでもなく、自分の頭で考えるからこそ真の意味で「わかる」のだという。以下に、私が本書を読んで考えさせられた点を挙げる。

    ・人生に意味はあるのか。
    ・個性とはなにか
    ・自由とはなにか
    ・正しいとはなにか
    ・わかるとはなにか
    ・生きるために働くのか、働くために生きるのか
    ・時間は流れるものなのか

    上記のテーマを本書を読みながら時間をとってじっくり考えて見ていただきたい。少しだけでも世界の見え方が変わって見えるはずである。

  • 答えのない謎を考える事に意味がある。知りたいという気持ち大事。

  • 14歳「から」の哲学なので、誰が読んでも大丈夫です。
    文章は難しくないけれど内容は難しいです。
    自分自身のことから、人間関係のこと、人生のこと、宇宙のことと、「考える」と言う点で全部つながっていると感じました。

  • 問い自体はやさしいが答えはそう簡単には出せないということをわからせてくれる。

  • 思考の原点。読む度に問いという<始まり>に引き戻される。ここから哲学は始まる。

  • 多感な思春期をターゲットに書かれた本でしょう。
    14歳からと銘打っています。

    ですが、中高生がこの本を読んで心を動かされることがあるかどうかは疑問です。
    いじめ議論と同様、大人が中高生の視点を持たず、大人のものさしで書いた本書を
    彼ら自らが手に取ることはないでしょう。
    押し付けがましさを感じるのが関の山といったところではないでしょうか。

    著者が、考えるための方法や、考える糸口を真剣に提示している姿勢は
    買います。
    そういった意味では、大人にも参考になる部分はあるでしょう。
    (この本で提示されている程度のことは、他の本でも十分身につくのですが。。。)

    個人的には、
    「完全な親は動物だけ」
    とか、
    まったく受け入れられない例示が散見されて、正直なところ、
    読後感は非常に悪いです。

  • いじめ、そしてそれを苦にして自殺。
    今の14歳は様々な問題を抱えているけれど、そもそも問題に向き合い、そして考え尽くす力が足りないのではないのか、とも思う。

    考えるとはどういうことか、死とはどういうことか、など子供だけではなく、大人も今一度考えるべきトピックが詰まっている。

  • 哲学というものが、こんなにも深く考える、そしてスピリチュアルな洞察と繋がっているとは、知りませんでした。
    私は、言葉というものを、知らないで使っていたなぁ、ということが、分かりました。とても深い思考へと、導いてくれる良書です。
    最終的には、自分で考えることを、励ましてくれます。
    お勧めします。

  • 小論文対策に、とすすめられて読んだ本。
    正直言って難しい。文章は平易だけれど、考えれば考えるほどぐるぐるとことばが巡る。著者も書いているが、内容は特に中学生向けというわけではない。人生にずっとついて回る疑問ばかり。
    考える、という入り口に立つのにちょうどよいきっかけとなってくれるだろう。

  • 以前から「人それぞれだから」という意見に嫌悪感を感じていたが、それがどうしてなのか分かったような気がした。「正しい」とは何なのかを、他人と共有する努力を放棄していると感じるからだ。

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著者プロフィール

池田晶子(いけだ・あきこ)
1960年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。文筆家。
専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して、多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、生死の大切さを語り続けた。2007年2月23日、没。
著書に、『14歳からの哲学―考えるための教科書』『14歳の君へ どう考えどう生きるか』『新・考えるヒント』『41歳からの哲学』『暮らしの哲学』『人生は愉快だ』『魂とは何か さて死んだのは誰なのか』『私とは何か さて死んだのは誰なのか』『死とは何か さて死んだのは誰なのか』『無敵のソクラテス』『幸福に死ぬための哲学ー池田晶子の言葉』など多数。

「2017年 『絶望を生きる哲学 池田晶子の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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