東京喫茶店案内: ぼくの伯父さんのガイドブック

著者 :
制作 : 東京喫茶店研究所 
  • ギャップ出版
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901594530

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  • <COOL! KISSATTEN TOKYO GUIDEBOOK>
      
    編著/沼田元気;東京喫茶店研究所
    地図/近藤みわ子
    装丁・デザイン/木村真喜子

  • ブックオフで珍しい本を発見。




    それは、東京喫茶店研究所初代所長・沼田元氣さんの本、「東京喫茶店案内」だ。





    2002年発行の古本だが、今読んでも興味深い。







    2代目所長は、数多くの著書とメディアに登場している難波里奈さん。




    最初に登場するのは、神保町の「さぼうる」だ。




    今も変わらない店の外観と内装、さらにコーヒーを注文するとおまけに付くピーナッツも写っている。




    次のページをめくると今はなき「柏水堂」(はくすいどう)が載っている。




    創業昭和4年で、ステンドグラスのあるお店。




    名物は「プードルのバタークリームケーキ」だ。




    残念ながらモクモク羊は一度も味わったことがない。




    純喫茶に目覚めたのがこの数年なので無理はない。




    所々に著名人の「茶話」が載っている。




    その中に「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるも登場。




    漫画家には、喫茶店という場所がつきものでしょう。




    売れても売れなくても必要だからと述べている。




    また、喫茶店とは、幸福な妖怪が棲む場所なのかもしれませんよとも述べている。





    喫茶店に対する思い、利用の仕方は人それぞれで興味深いなあ。




    純喫茶は、個人経営の店なので、行けるときに行かないと「幻〜♪」となる可能性がある。




    機会を見つけてセッセと行くしかないかあ。

  • レトロ喫茶めぐり

  • 本郷三丁目を開拓したい。

  • (・<・)

  • 読んでるだけで頭はブレイクタイム。
    いつからカフェなるものが出てきたんだろう?
    東京の楽しみを教えてくれる1冊かと。

  • 実はこの本けっこうレア。この本を読んで御茶ノ水界隈はよく探索しました。

  • 学生時代に、この本片手に喫茶店巡りしたっけなあ。

  •  ここにおさめられている写真はカラーなのだけど、全体的に茶色っぽい、琥珀系に寄ってる感じ。ぼうっと霞みがかった喫茶空間からは、今にも「豆」の匂いがしみ出してきそうだ。茶話の向こうから、かすかにカチ、カチ、と聞こえてくるのは、カップとスプーンの音。
    「店に一歩足を踏み入れた途端に、時間と場所の感覚がずれるような」と息をのむ江國香織。
    「喫茶店とは、幸福な妖怪の棲む場所かもしれませんよ」と微笑む水木しげる、はまり役。
    「一日一回は外でお茶をしないと頭がどうにかなってしまう」吉本ばなな(当時)はとり憑かれている。
     そんな中で、はな×カヒミ・カリィが明るく健康的に「デニーズ」を挙げちゃうところがおもしろい。お茶一杯で長居しやすい場所こそ一番なのだ。
    「永遠を見つめる著者近影」の後ろには「(笑)」なんて無粋なマークもつかず、あくまでマジ顔で通しているのが素敵だ。

  • なつかしい匂いのする喫茶店のガイドブック。昭和探しのお散歩の友に。

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