境界線(バウンダリーズ)

  • 地引網出版
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本棚登録 : 204
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901634083

感想・レビュー・書評

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  • パートナーとの関係性に悩んだときに熟読した1冊
    キリスト教的な思想が強いが、それを除けば、人間関係の中で、まず自分を大切にすることを教えてくれた。
    職場、家族での人間関係にお悩みの方に… 「バウンダリー」という考え方があると知るだけで、かなり楽になります!

  • 人間関係には必ず境界線を引くということが必要であるということを配偶者・子・親・職場の同僚などの人間関係だけでなく、時間、仕事、責任、神との関係に当てはめて分かりやすい実例をふんだんに交えて解説しています。「ノー」ということの大切さ、言えないがために結局不満を持って人間関係を築いてしまっていることは相手のためにならないし、自分自身のためにもならないことを改めて痛感しました。それは決して愛がないことではない!当たり前のことでありながらノーということへの自分自身の罪悪感と人間関係崩壊への恐れが身についてしまっていることは驚きです。もっと自由に生きることが決してクリスチャンとしての信仰の姿勢とも矛盾するものではないことを自分自身に言い聞かせたいと思いました。

  • クリスチャン向けの出版社「地引網出版」の本。アメリカでは200万部売れたそうだ。
    人間関係のトラブルの根本にあるのは「境界線」が曖昧であるからだと書かれてある。「境界線」をはっきりさせるにはちゃんと「ノー」が言えなければいけない、と教えてあった。
    クリスチャンでなくてもためになる本。Amazonでも買える。

  • 二つの面で有益な本。一つは現実の人間関係を的確に理解する為のフレームを提供してくれる。もう一つの面は,ケアする者がケアする相手と適切な距離をとり、線を引く為に助けとなる。どのようなケアがふさわしいのか知り、援助者としての立ち位置を明確にしてくれる。(中澤信幸師)
    『牧会相談の実際』あめんどう、2014、第四章心悩む人の理解と支援のためのブックガイドP178-179から抜粋引用

  • 多少、内容が重複して読みづらい。

  • 他人と自分の境界線のことが書いてある。
    良い人が楽に生きるために必要な本。

  • 聖書的記述のなじみが薄いため、いちいち突っ込んでしまう自分だったが、神=something Greatってことでしょうと置き換えて読む。半分ぐらいの「第十章 境界線と子供」まで読んだところで、図書館本「あなたという習慣を断つ」が回ってきて併読しているうちに、俄然興味がそちらへ移行し、こちらは途中離脱。

  • 対人関係に悩んでいてカウンセラーからバウンダリーをひくことを意識してくださいと言われて、気になって読んだ本です。
    聖書に関する記述があり、一度読んだだけでは理解するのは難しかったです。
    読み終わった時、わかったような気がするけどなんだっけという気持ちになりました。
    バウンダリーを引く練習は信頼できるグループでやるなど、実生活では難しいなと思う箇所がありました。
    感情を所有している感覚つかんで、限界設定をひくこと、小さなノーを言えるようになることから始めてみようと思いました。

  • 人間関係、とくに人との距離感に悩んでいた。いつも人の顔色をみて行動していたため、自分のことを大切にできていなかった。「ノー」と言えないために、仕事や責任がどさーっと降ってきたり、いつも頼られたり過剰な期待をされたりして。不公平感や疲れを感じていたところに、この本に行きついた。この本を手にした時から自分の課題に薄々気がついていたのかもしれないが、「やりすぎ」「背負いすぎ」「頑張りすぎ」だと感じてる人には、ヒントになる言葉が得られる本だと思う。ある程度、枠を持って、他人の責任まで負うことはないという、適正な距離を保てるように、解放してくれる本でないだろうか。
    ただ、長々とケーススタディ的な書き方なのと、キリスト教徒ではないので、読みづらさはあり。

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著者プロフィール

臨床心理学博士。カウンセラー。
講演者。リーダーシップ・コンサルタント。
ライフ・コーチとして幅広く活躍。
南カルフォルニア在住。ベストセラー多数。
邦訳書:『境界線~バウンダリー』『スモールグループから始
めよう!』『クリスチャンの成長を阻む12 の誤解』( 以上共
著)。『リーダーの人間力』『厄介な上司・同僚に振り回されな
い仕事術』『神のシークレット』(以上ヘンリー・クラウド著)

「2011年 『聖書に学ぶ子育てコーチング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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