自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法
- サンガ (2004年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901679084
感想・レビュー・書評
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第1部 瞑想の力ーこころが育つと人生はうまくいく
「こころの力」を育てる方法
なぜ人生がうまくいかないのか
ほか
第2部 苦しみの原因ーなぜ、こころは悩むのか?
不幸ってなんですか?
悪循環を断ち切る
ほか
第3部 いつくしみの瞑想ー今からすぐに幸せになれるやさしさの瞑想法
とりあえず今の苦しみを和らげる
主観には「我がまま」が入りこむ
ほか
第4部 知恵の瞑想ー悩みなく生きるためのヴィパッサナー瞑想法
明確に見ると悩みが消える
「考えない」生き方が成功の鍵
ほか
第5部 こまったときにーすぐに解決!瞑想の疑問
いつくしみの瞑想について
思考・雑念について
瞑想中に起こること
ヴィパッサナー瞑想について詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近本屋さんにスマナサーラ長老の本がたくさんありますね。主張がシンプルかつ明快で、人気があるのがわかります。この人、スリランカの人なのですが、日本の大学に留学して道元の研究していたそうですね。道元、偉大ですね。
ヴィパッサナー瞑想、というのに興味があり読んでみました。歩く瞑想というのが気に入り、しばらくやってみました。
特に気に入ったのが、いつくしみの瞑想、というのです。その中で、
私の嫌いな人々も幸せでありますように
私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように
.....
と嫌いな人の幸せも祈る個所があります。これいいですね。
嫌いな人がいると嫌な気持ちになり、自分が傷ついてしまいます。このように嫌いな人の幸せを祈ることで、安らかな気持ちになりますね。不思議とすーっとします。 -
感想
瞑想の入口に導く。瞑想の道は細くあまりにも脆い。いつ道が崩れるか、いつ道を踏み外すか。本だけで前に進んで良いのか。慎重に進みたい。 -
再読
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暗い思考は、怒り、嫉妬、ケチ、後悔。私たちは無駄な思考(妄想、雑念、主観)をしている。そこに感情が割り込んでくると、こころは事実を否定してしまう。ヴィパッサナー瞑想のコツは「今の瞬間」に自分が何をやっているかを実況中継する。実況中継し始めると無駄な思考が止まる。3条件、①ノンストップの実況中継。手を上げる時「上げます」「上げます」「上げます」とこころの中で言う。隙間なくやる。②極端なスローモーションでからだを動かし、観察力と集中力を増す。③目、耳、口(舌)、鼻、体、頭の6感覚を感じる。
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私が初期仏教に出会って、ちょっと人生の方向が変わるきっかけとなった本です。
自分の心がものすごい短期間ですーっと楽になったのはこの本の瞑想を試したおかげです。 -
今まで読んだ中では一番しっくりきた。
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一昨年の日経アソシエイトに掲載されていて、買ってはみたものの積読状態だったのを、思うところあって掘り起こして読んでみた。
本書の主題は「心の科学的な鍛え方」とはいかなるものか。いますぐに、誰でもどこでも実践できる心のトレーニング法が書いてある。ストレスが発生するのは心が弱いからであり、心を鍛えることで物事をありのままに捉え、苦しみから解放されるとのこと。
3月から時間をとっているが、確かにゆとりができてきた実感がある。忙しさは増しているにもかかわらず。 -
穏やかな文体で優しい気持ちになる本。しかし瞑想は易しくないんだよなぁ…
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以前、地橋さんの本「ブッダの瞑想法」を読んで、日本テーラワーダ仏教協会の瞑想合宿(熱海)に臨みました。合宿では瞑想指導のお陰で、自分なりにやり方はわかったつもりですが、確認のため、スマナサーラ長老の本書を読む事にしました。
本書には、ヴィパッサナー瞑想のやり方がとてもわかり安く書かれています。そして、修行のための瞑想ではなく、楽しく生きるための瞑想と言う観点で書かれています。また、瞑想するために必要な心構えが、より良く生きるための心構えそのものであり、瞑想を抜きにしても、楽しく生きる上で何が必要かも書かれています。 -
マインドフルネス関連本。
いつくしみの瞑想とヴィパッサナー瞑想でこころが強くなる。 -
【読みたい】
『仏教は心の科学』が面白かったので、同じ著者のこちらも読んでみたくなった。
※2011年出版の改訂版あり。図書館にあるのはこちらなので、読んで気に入ったら改訂版を買おう。 -
「慈悲の瞑想」
私は幸せでありますように
私の親しい人々が幸せでありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように -
一切の思考を停止する『考えない瞑想法』
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瞑想で全てが解決すると考えるとうまくいかない。うまくいかない自分を観察し、知る為の本である。
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この本は今年の自分自身の課題図書です。作者のスマナサーラ氏は日本在住30年以上になるスリランカ仏教の長老だそうで、日本とスリランカの両国で活動されているらしいです。
忙しすぎる現代人に最適な1冊で、まずは気楽に瞑想してみようと言う感じの本です。
身体の筋力を運動トレーニングで鍛えるように、心のトレーニングとして瞑想を勧めています。人はさまざまな思考で持ち、それが「怒り」であったり「嫉妬」であったり(他にもケチな考えを持ったり、懺悔の気持ちを持ったり)します。そんな暗い思考を「いつくしみの瞑想」でまずはトレーニングします。心にある思考を取り除き、知恵が現れるようにするそうです。
知恵と言うのは生まれるものではなく、心の汚れを取り除いたときにあらわれるものらしい。生まれるものは消えゆく運命にあるが、知恵はそうならない。
まずは食事中に何もしない、ただ食べることに集中し、テレビも付けない新聞も読まないと言うことを実践してみた。つぎは20分ほど座って瞑想することに挑戦してみよう。
瞑想で心が強くなれば病気も治るとのこと。そんな損得を思って実行するのではなく、まずは、自分の心と向き合うことから始めてみたいものだ。 -
日経ビジネスAssocieで心の科学として仏教が紹介されていて、瞑想してみたいと思って読み始める。
強い「こころの力」を作ればストレスや悩みから解放されると説き、そのための瞑想法として「いつくしみの瞑想」、「ヴィパッサナー瞑想」について解説されている。
これらを通して、人間のこころを汚す余計な「思考」(=妄想、雑念、感情)が排除されて、幸せを感じるキレイな心を発見できる。
悟りの光があらわれますよう。 -
心の筋トレ
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できるビジネスパーソンは 「瞑想」を行っている。
瞑想は 心の筋トレであるということ
夜、眠れないときに いやな事をとめどなく思い出して気分が悪くなるのは
雑念が心に影響しているため。
四六時中 考えをめぐらせ自分を不幸せだと感じるのも
その雑念のせいである という件 納得でした。
結局、自分の気持ちを悪くしていたのは自分自身であったこと。
本書では、雑念で心に影響を与えない 瞑想 の案内。
想像していた瞑想とは違い、ユニークな方法で紹介されていて入りやすかった。
あわせて、アランの「幸福論」を読むと、さらに理解が深まります。
シェークスピアもいっていたが、「幸せかどうかは、その事実を自分がどう感じるかだけのことである」なるほど。 -
ブッダが実践したヴィパッサナー瞑想法をイラストでわかり易く解説。
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親しみのわく挿絵と大きな文字、やさしい文章で書かれている。
ただ座って雑念を払う瞑想は自分にはなかなかできないが、実況中継法だとわりと集中の仕方がつかめる気がする。
心を静観することを一年くらい続けてみて、確かに自分は変わったと思う。
以前ほど怒らなくなった。
感情を使いすぎることなく、物事を見聞きしている気がする。
結果、あまり疲れなくなった。
しかし、うっかりすると有益とは思えない思考が頭を活発にめぐり、勝手に一人、疲労していることがある。
ヴィパッサナー瞑想法は、これの解消に役立ちそうだ。
すべてはもっと楽になるために。 -
「いつくしみの瞑想」
幸せでありますように
悩み苦しみはなくなりますように
願い事がかないますように
悟りの光があらわれますように
そして一歩進んだ「ヴィパッサナー瞑想」
ブッダが実践、悟りを開いた瞑想法。
無常を知るという事。
いずれにしても欲望・期待を持っての瞑想は何も生まない。
スマナサーラ長老の仏教思想からの瞑想の薦め。わかりやすく入門書として最適と思う。 -
ありのままを認めると心が軽くなる
後悔はかっこいいことではない、他人も同情はしない。
いつくしみ瞑想
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有名な瞑想法だけど私には継続できなかったなあ。。でも今もヒントになっている。
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人は1日にものすごい数の事を考えている。
そのほとんどが無意識にネガティブな事を・・・。
その雑念がなくなれば、人生はうまくいく。
その雑念が自分の邪魔をしている。
失敗するのではないか・・・という恐怖を作り出すのは自分だ。
だから、積極的に考えている時間以外は「無」の状態を作り出す。
何も考えない。そのための瞑想法。
自分に良いことがありますように!
自分の周りにいる人に良いことがありますように!
生きとし生ける全てのものに良いことがありますように!
悩みができた時に、再度読もうと思う。