- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901679435
感想・レビュー・書評
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テーマは面白いんだが筆者の立場や引用の仕方、データの曖昧さなど気になったので星は3つ。どこまでがファクトでどこからが想像かわかりにくいから信ぴょう性が…。
孫子の兵法の基本は「戦わない戦略」なので、「みんながまだ知らないけど真理に近いことをいかに察知するか」が大事。で、そのためには世の中の知識とそこから未来を想像する力が必要と感じた。
・なぜここまでの視座を持ち続けられたのかはきになる
・天気に左右されるビジネスはやらない
・継承されうるビジネスを行う
・事業を40、意思決定軸を25という徹底ぶり
・ナンバーワンへの異常なこだわり
・知識から発想を広げる想像力が凄まじい
・3つ単語で事業考えるやつ面白い
・300年続く中で働く人についてはどう考えているんだろう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本軍は孫氏の兵法を知っていたが、活用せずに敗北した。的の実力も戦略も先方も知る情報収集の努力を怠っていたばかりか、あまりにも自信過剰になりすぎていた。
やるからには、その世界で絶対に世界一になること。
発明を一日ひとつ、一年間続けること。
発明の思考システムを作る。 -
孫の二乗の法則
一・・常に一番を目指す 道・・人の道を誤るな
流・・流れを見極める 天・・天の利を得る
攻・・攻める 地・・地の利を得る
守・・守る 将・・リーダーを得る
群・・複数の案件を同時に手がける 法・・法律を整備して守る
智・・リーダーには知恵が求められる 頂・・頂上を極めて全体を見渡す
信・・リーダーには信頼が求められる 情・・情報を可能な限り得る
仁・・リーダーには仁義が求められる 略・・戦略を練る
勇・・リーダーには勇気が求められる 七・・勝率7割を見極める
厳・・リーダーには厳しさが求められる 闘・・勝率7割と見たら果敢に戦う
風・・疾きこと風の如く
林・・静かなること林の如く
火・・侵略すること火の如く
山・・動かざること山の如く
海・・呑み込むこと海の如く
ビジネスでは、一番以外はすべて敗北に等しい。一番になれない事業には、最初から手を付けない。負ける戦いはせず、必勝の構えをつくる。
「流」は、時代の流れ、時の流れに基本的に逆らわないということ。
情報を集めたら、戦略を立てる。優れたリーダーは、情報を宝物のように大切にする。情報収集に人材や資金を惜しんでは、第一級の情報をつかむことはできない。
特に、日々の営業活動を通して「人の口」から直接得た記録である「日報」は軽視できない。
「七」というのは、七割という数字であり、勝敗の確立が五分五分のときに戦いを仕掛ける者は愚かである。
「やるからには、その世界で絶対に日本一になってみせるぞ。大事なのは、どの土俵を選ぶかだ」
孫正義は自分なりにやりたいと思う事業を40ほど考えた。
データはすべてグラフ化してあり、一目瞭然で「見える」ことができるようになっている。チームごとのさまざまな指標を集めれば、会社では膨大な数のグラフができる。
経営トップが、リーダーシップを発揮するに当たり、備えておかなくてはならない重要なものが三つあります。それは《志、ビジョン、戦略》です。まず最初に挙げられるのが、〈志〉
です。自分達の群れは、寄ってたかって集まって、いったい何を成すのか。何のためにやるのか、それば人々にどう役立つのか。高い志を持つ。 -
孫正義さん凄すぎ…
自分の人生には戦略性が足りなさすぎるなと感じさせられました…
まだまだ勉強&経験が足りません。 -
孫正義を紹介した本。
中国古典に基づいた考え方・判断の仕方は参考になる。 -
本のレベルとしての評価は低いのですが、題材である孫社長の哲学については五つ星です。
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2007.6.25 購入