- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901784641
感想・レビュー・書評
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起業家に満足感をもたらす、健全な事業を継続的に気づきあげることを目的としてる。
ビジネスの”どのように”ではなく”なぜ”に焦点を合わせ、読者が優れた経営者となるように手を貸す良書。
『ビジネスの本質は理論ではなく実践である』に強く共感!!
MBAホルダーが全員利益を出しているなんてことはない。
理論があっても大半は稼いでいない。
それが事実。
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<地に足がついた状態を保つためのコツ>
・顧客の目線で見ること
・店舗の外に出て、窓越しに自分の会社を眺めてみること
・世界の仕組みを理解しようとする子どもになること
・天気の良い日に、人であふれる公園へ行くこと
・部屋へ引っこんで、新たにビジネス書を読んだりしないこと
新参者が最初からうまくいくわけがない
「リラックスしよう。急ぐ必要はない。
仕事に取り組み、日々実践して学んでいけばいい」
トレードスキルが、成功と失敗の総意をもらたす
トレードスキル
=人が何を欲しているか、いくらなら払うか、どのように決めるか、なその商売を理解するセンスのこと
<トレードスキルの4つの特性+1>
・粘り強さ
・事実と対峙する能力
・リスクを最小化する能力
・実地で学びとる能力
・数字を把握する能力詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書はスモールビジネスを立ち上げようと一念発起した人のための指南書である。
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「起業するのは何のため?」
「ビジネスの本質とは?」
世の中にビジネス書はたくさんありますが、このシンプルな質問に明確に答えてくれる本を、この本以外に知りません。
著者の出す答えを一言で言えば、「意義のある人生をおくるため」です。
人間誰しも意義のある人生をおくりたいと思っているわけですが、そのための手段をいろいろ検討してみると、「欠陥だらけとはいえ、ビジネスこそが、人類が自らをアート、文学、劇場、そして社会活動として表現できるまっとうな手段」であると著者は言っています。
この本を読むまで、私は起業家やベンチャー企業といった存在を野心や欲の塊のような目で見ていましたが、著者のいうように自分自身を表現することに素直な人なんだと思いそういう目でみると、納得・尊敬できる面が多々出てきます。
そして、自分自身が起業家になれなくても、自らを表現するための手段として仕事を捉えれば、転職先の選び方・仕事への取り組み方がだいぶ変わるものだなと思いました。
マイナーな出版社さんなので、書店にはあまり置いていないかもしれません。 -
スモールビジネス
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分類=経営。05年4月。『フィンドホーン』の著者による経営論。
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エージェント仕事をしている知り合いが、自分みたいな零細企業経営者が読むのにぴったりな本があるといっており、訳書がでるのを心待ちにしていた書籍。著者と契約が終わったといってから、1年以上待たされた。
翻訳書籍ははずれが多いが、久しぶりの良書。パーミッションマーケティングの阪本氏が訳しているだけあって、阪本節が満開。おそらく意訳もあるだろうけど、読みやすいので、まったく気にならない。たぶんいまの規模の会社を運営している限りは、この中のことを実践していれば、失敗しないと思える。とまあ、そんな簡単にはいかんけど・・・ -
やはり、ビジネスを行う上で、お金を稼ぐ(得る)という事も生活をする上では大切な事です。しかしながら、自分の表現、社会に対して何が出来るか?を、考える事が必要だと常々思っていました。この本も、「人は自分の大志を、ビジネスの世界でも思いっきり表現する事が可能である」というテーマが流れていると書いています。私はこの本を読んで、より、意義ある人生を送る事への希望を感じました。
頑張る事に元気をくれる一冊です。 -
この4月に発売された本だけど、それは翻訳です。原作は18年前に書かれていると言うから驚きです。だって、ビジネスの世界でこの時期ほどスピード早く変化した年はないでしょうから、、、しかし、これを読むとビジネスには本質があるのだな。世の中、変わらないこともあるってことですね。