ふしだらかしら-老嬢ジェーンのセックスとロマンをめぐる冒険

  • バジリコ
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901784672

感想・レビュー・書評

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  • どきっとするタイトルに、可愛い装丁。好みでした。言葉のチョイスが素敵。ほのぼのストーリーではないけれど、とても爽やかな読後感です。「墓地は好き?」という問いかけに、「歩き回るのは好きだけど、そこの住人にはなりたくないわ」だなんて、とっさに返せるジェーンに憧れてしまう。それと、ローラー式プレス機でシーツにアイロンがけをする場面がすごく良かったです。

  • これからどう人と付き合い、生きていくか考えている時に出会った本。60代後半でも「好みの男性とセックスしたい」とはっきり自分の意見を言えるジェーンがまぶしい。自分の欲望にも忠実な、彼女のような勇気のある人が満足した人生を手に入れられるのでしょう。ラストは爽快。希望が持てます。

  • 正直に生きるって、こういう事かも。というか、正直過ぎ。でも、楽しいかも。突き抜けた考えを出来る高齢者ってGOOD!しかし、丸いかかとの女round heeled woman の意味が、尻軽女とは!

  • アントニー・トロロープという通好みの作家好きな教養ある女性英語教師が、67歳を目前にセックス相手募集の広告を出したことから始まるユニークなノンフィクション

    もうタイトルのまま!おもしろい!
    自分が女であることを忘れさえしなければ、自分の年齢を理由にあきらめさえしなければ、いくつになっても女は女!って感じさせられる

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