何が彼女をそうさせたか-東京のある街角、ホテルに向かう人妻たちの素顔

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901784931

感想・レビュー・書評

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  • 夜のお仕事のことを女性が性的搾取されていると騒ぐ団体もいるし、実際そういう面もあるけど、セックスが好きで高時給に喜んでいる女性もいる。借金返済の為に泣く泣く働いている人ばかりなのかと思ってたらそうでもないんだなぁ〜と学びました。

  • どうも、こういう風俗系ものは好んでしまう。
    しかも、面白い。

    全体的には、オンナ達に対する著者の対応がその人その人によって微妙に違い面白かった。

    内容的にはやはり、人の人生を垣間見る楽しさにつきるかも知れない。しかもこういう裏稼業の話だ。普段触れない話もある。興味を引かないわけがない。

    もしかしたら貴方を癒してくれる女に出会えるかも、

    まっもう十数年前の本なので今はいろいろと状況も変わってるだろう。

    でも人は変わらない。

    その点では人の人生を垣間見るのは面白いだろう。

    もしかしたら、あなたの愛するひとも・・・

  • つまらなかった理由はたくさんあるのだけど…一番は、20人の人妻について、個性というか生き方が見えてこない。永沢光男「AV女優」みたいに、惹かれる人がいないんだよな…なんでだろ。筆者の質問も一辺倒だし。そもそも筆者を好きになれないからか…ルポって書き手の立ち位置すごく大切だと思うんだけど、読んでて、この人なんでこんなことしてんの?みたいな、真に迫ってこない感じが拭えなかった。だってこの人どこかで軽蔑してるもん、ホテトル嬢。言葉の端々に感じる。てかタイトルからしてそうよね。私も風俗なんて絶対御免だけど、書き手としてはもっと中立でいてほしいなぁ。それか、圧倒的肯定感をもってプッシュプッシュな文章を書いてほしいなぁ。私はそういうルポのが好き。
    客として取材するのも考えものかも。やってないと明記された章には、俺は取材したいのであってやりたいわけじゃないのだ!って偽善的な雰囲気漂うし、かといって、やりましたよーってのが匂うのも、え何このインタビューついで?みたいな、肝心なとこないんかいみたいな空っぽ感出てきちゃうし。

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著者プロフィール

1956年、所沢市生まれ。著述家。早稲田大学政治経済学部卒。逍遙と実践による壮大な庶民史をライフワークとしている。著書に『東京最後の異界 鶯谷』、『上野アンダーグラウンド』『迷宮の花園 渋谷円山町』『全裸監督』など多数。

「2018年 『色街旅情 紙礫EX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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