ウィリアム・ブレイクのバット

著者 :
  • 幻戯書房
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本棚登録 : 38
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901998086

感想・レビュー・書評

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  • ドナルド・エヴァンスをめぐる旅を始めとして、アイオワでの運転免許取得から、野球をめぐるさまざまな話題まで、軽妙にすくいあげてくれる。それにしても詩人で文学者な著者が、どうしてそこまで野球にのめりこんでいったのか、興味深いところ。以下、備忘録的に。/正岡子規「恋知らぬ猫のふり也球あそび」、『ベースボールの詩学』で一章をさいて論じたとのこと。読んでみたい。/緑閃光、太陽が水平線にあらわれる瞬間、消えてしまう瞬間に、その一点から緑の光が発せられるという稀な現象。ヴァチカン天文台の発行した緑閃光の写真集。エリック・ロメールの映画『緑の光』。『家の緑閃光』という平出隆の詩集もあるとのこと。この現象についても調べてみたい。/ラウル・デュフィ「野球場-ボストン」という絵画。野球場が「内観の庭園」としてあらわれていたことを否定しきれない、と。/ローマで、十五分で出会った三人に、つぎつぎとランバダパーティーに誘われた話し。すべて断ったけど、もしついていったのならどうなったのだろうか、と。”すべての道はローマに通じる。しかし、すべてのローマの道は、どこに通じるというのだろうか。”

  • 架空の世界へ姿を消した画家を追った詩人の軌跡夢の続きがここに。
    優しい、そして切ない気分になれます。

  • ささやかにユーモラス

  • テーマのある旅っていいなと思う。

  • エッセイ。ドナルド・エヴァンスの続きみたいだ。平出先生の授業もっと取れば良かったと悔まれる。

  • この本も野球ファンに薦めたい。

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著者プロフィール

【著者】平出 隆(ひらいで・たかし)
1950年生まれ。詩人・作家、多摩美術大学図書館長・教授。
版元 via wwalnuts 主宰。河出書房新社の編集者として澁澤龍彥、川崎長太郎らを担当。
2005年、ライプツィヒ国際ブックフェアにおいて、
自装による長篇評伝『伊良子清白』が「世界でもっとも美しい本」賞の候補となる。
小説『猫の客』(河出書房新社、2001年)で木山捷平文学賞を受賞。
同書の英語版は2014年にニューヨークタイムズ・ベストセラー入りを果たし、
英語版の実売は10万部を突破、世界24か国での刊行が決まっている。

「2018年 『私のティーアガルテン行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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