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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901998680
作品紹介・あらすじ
銀幕のスターであるよりも"東京生まれの男"を貫いた最後の「粋」。単行本未収録の決定版・遺稿集。
感想・レビュー・書評
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池辺良の自称伝、軍隊時代の話、食べ物の話など多岐に渡って追想している。
上品かつ男気のある彼の人柄が偲ばれる。
特に食べ物に関しては変な蘊蓄を語らず真っ直ぐな言葉で語っているところに好感が持てる。
こんな大人になりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高橋是清の孫が教室に倒れ込んできて、ニ・ニ六事件の現場にタクシーに乗り込んで向かう話。
関東大震災を体験した生々しい話。
奥さまとの初デートの話はまるで映画のようなシーンが浮かんできます。
駒形での泥鰌鍋の話も面白い、生まれて始めて口にする泥鰌を気味悪がっていますけど、池部さんは南方の島で食べるものが無くカエルや泥鰌の親分みたいなの捕まえて食べてましたよね。
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