大人のための英語多読入門

著者 :
  • コスモピア
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本棚登録 : 125
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902091601

作品紹介・あらすじ

「50代からの人生を変える!」ための英語多読のすすめ。60歳から80歳までの20年で、自由に使える時間はざっと計算して7万時間。小学校から大学までの全科目の授業時間の3倍に相当します。この時間をどう使うか、まさに人生はセカンドステージのほうが大きく差がつくといえます。

●多読で身につくもの●
著者自ら、学校卒業後は英語とは無縁の生活を続け、55歳になってゼロから多読を始めた経験を元に、大人に多読を薦める理由、どうすれば無理なく続けられるかを懇切丁寧にアドバイスします。多読はいわゆる英語の「お勉強」とは異なり、日々の生活の中に自分のペースで「英語環境をつくり出す」ようなもの。覚えるのではなく、読書を楽しんでいるうちに自然に使える英語が身につきます。

●大人がやさしい洋書を読む意味●
多読の三原則は1.辞書は引かない、2.わからない部分は飛ばす、3.進まなくなった本は後回し。学校で学んだ英文解釈とはあまりにかけ離れています。辞書なしで読めるレベルのやさしい洋書、つまり児童書や語彙制限して書かれたリーダーなどからスタートするのが基本ですが、疑問も湧くことでしょう。「知らない単語を飛ばしていたら、いつまでもわからないままでは?」「本当に文法を学ばなくて大丈夫?」「大人が子どもの本を読んで楽しめるのですか?」、そうした19の疑問に明快に回答します。
定年後のプランをそろそろ考え始めた方も、やっと子育てが一段落して自分の時間がもてるようになった方も、多読でセカンドステージの楽しみを増やしてみませんか。52歳から79歳まで、6名の多読体験談も紹介しています。

感想・レビュー・書評

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  • 年齢を理由に、何かを学ぶのをためらうのではなく、年齢を重ねたからできることがあると気づかせてくれた本です。
    AIによる自動翻訳も便利ですが、自分の力で知らなかった言葉が読める喜びは、便利さに代えがたいものがあると思いました。この本をきっかけに、もう一度英語多読に挑戦しようと思いました。(^^)

  • 英語多読 絵本から始めよう

  • 週1回の英会話はしているものの、今ひとつ効果が実感出来ず悶々としていた時にこの本に出会いました。

    多読の三原則
    ①辞書は引かない
    ②分からない部分は飛ばす
    ③進まなくなった本は後回し

    この原則に従って、本棚に置きっぱなしにされていた「The Phantom of the Opera」を手に取ってみた。
    意外とスラスラ読めてストーリーを楽しんでいる自分がいる事にビックリ!

    この本には、レベル別の洋書リストが記載されているので、今後もかなり使えそう。

    先日、子供にも英語の絵本を買ったので、家族で英語多読を楽しみたいです。

  • 読解や読解指導を考えるにあたって参考になりました。自分の住む街の図書館に使うべき資料が手に取りやすい形で置いてある事実も再認識しました。

  • 多読するにあたっての心構えや、手ほどきを例を踏まえて解説している。
    ページの半分近くをFAQにあてていて心強い。
    残りを多読に向いた書籍の紹介にあてている。
    特に、シリーズ難易度別比較表は一見の価値あり。

    また、インターネットでの情報(URL)も多く掲載されているので、これらをもとに自分で横展開していけるのもうれしい。

  • P174-5の「シリーズ難易度比較表」をみるためだけでも読む価値がある。第2部の紹介は繰り返し読んで新しい洋書との出会いを楽しんでいきたい。多読の仕方はいつもの三原則①辞書をひかない②わからない部分はとばす③進まなくなったら後回し

  • 長年英語をスラスラと読みたいと思っていましたが、まさに渡りに船な一冊でした。ポイントとしては、辞書は引かない、わからない部分はとばす、進まなくなったら後回し、の3つで、とにかく楽しくたくさん継続的に読むということが語られています。ゆるく見えるのですが、100万語を目標にそして継続的に根気よく読む、という点は全くゆるくないので、しっかり時間をかけて続けることが必要なメソッドだと思います。
    FAQが充実しており、なるほど読めるようになりそうだと思わせてくれるし、簡単な本でいいから継続できそうな気になります。また、そのために必要なおすすめの本もレベル別に細かくたくさん紹介されており、すぐに始められるように工夫されています。
    本当に読めるようになるからこれから身をもって実践してみるつもりですが、英書を読みたい方、また、これまでの英語教育にもやっとした思いを持つ方にオススメだと思います。

  • 多読の本も何冊か読んだけど大体言わんとしていることは理解した。

    個人的には多読は非常に有効的であると思うけど、問題はどのタイミングで多読を始めるか、だ。

    ある程度の英語力がなければやみくもに多読を始めてもあまり意味がない。

    しかし「ある程度」の英語力がどの程度なのかの判断も難しい。

    多読の本では英文法は必要ないと書いてあるが、やはりある程度の基礎力として英文法がわからないと多読も難しいんじゃないかなと思います。

  • 大人は大人でもシニア世代が対象。でも、結構参考になったよ。
    3年くらい続けたら、ヴァージニア・ウルフをすらすら読めるようになるの?

    ×瞬間翻訳
     →「頭の中に場面を描きながら読み進める」
      脳内劇場

    英語脳
     イメージ力 想像力
     文頭から順に理解していく力
     単語の置かれている位置で意味を理解する力

    初心に返る
    人間はうぬぼれる生き物ですから、今日の自分にできることはずっと以前からできていたように錯覚しがちです。

    自分が話せるレベルの文章を中心に読む。

  • やる気が出た。
    英語のシリーズ本についての解説がおおもしろかった。

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