TOEICテスト出まくりリスニング(CD付) (短期決戦の特効薬!)

著者 : 神崎正哉

• コスモピア (2011年5月12日発売)

作品紹介・あらすじ

■PART２・３・４頻出の「決まった言い回し」３６０を聞きまくる！ ■
　990点満点取得35回、元祖TOEICテストカリスマ講師の著者が提案するリスニング・セクション対策は、問題集でもテクニック本でもなく、頭の中に「音の回路」をつくること。TOEICテスト頻出の会話パターンを繰り返し聞くと、リスニング問題のナレーションが流れてきた瞬間に場面が頭に浮かび、会話の展開が自然に見えてきます。本書では、まずPART２のＡ→Ｂ形式の会話を３００セット学習します。これらは最も基本的な会話のパターンであり、テストですばやく解答できるようになるのはもちろん、英語コミュニケーション力そのものの向上にも直結します。さらにPART３タイプのＡ→Ｂ→ＡおよびＡ→Ｂ→Ａ→Ｂ形式の会話を、受付や電話などのシチュエーション別に４０セット、PART４タイプのアナウンスやトーク２０を聞きまくります。

感想・レビュー・書評

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2015年11月30日]

後日書きます。

[suminoffさんの感想 · 2012年12月1日]

TOEIC リスニングの問題集。アマゾンでの評価は良いものの、自分が気になったのは、「本番の試験とかけ離れた構成」であること。それは以下の点である。

①Part2

Part2に関して、ある文章に対して適切な返答を答えるのがこのPartの形式である。しかし、この問題集は「文章→返答」となっており、実際の試験での「文章→（返答）A, B, C」のようにはなっていない。そのため、この問題集に慣れてしまうと、本試験の際にとまどってしまう。
「英語力を鍛えるために」例文集のようには使えるかもしれないが、「本番を想定した練習」にはならない。

②Part3&4

会話などの例文が短いこともあるが、英語の力を伸ばしたいのであれば、「英語を英語のまま理解する」ことが必須である。そのため、英語のままで文章構成を理解し、話を頭に入れていくことが大切なのであるが、その練習がこの本ではしにくい。
また、本番を意識するのであれば、先読みなどの練習も必要になってくるので、これ以外の問題集の方が良いかと思われる。

著者プロフィール

神田外語学院講師

「2015年 『TOEICテスト全パート対策英文法』 で使われていた紹介文から引用しています。」