世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論

著者 :
  • いろは出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902097986

作品紹介・あらすじ

南の島フィジーで見つけた人生を豊かにする4つの習慣。

感想・レビュー・書評

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  • 何気なく手にした本。
    読むだけで、時間の流れがゆるりとなる感覚があった。
    共有すること、テキトーに、現在思考主義
    他人の青い芝生で遊んじゃえっていいな。
    フィジーに行ってみたくなった

    2017.11.2


    再読。最近ちょっとカリカリ気味でしんどいな、なんかいい本なかったかなーとkindleをめくっていたら再会。まだ一年経ってないのに、良いのか悪いのか新鮮な気持ちで読めた。この感覚忘れてた。今の私に足りないものだ。

    2018.8.18

  • この本を読んで、思ったことは、自分がどれだけ普段、利他行為をしていないか。どれだけ、見返りを求めてるか、、
    損得で動いてるな
    お金とか所有物にこだわってるな
    もっと人に頼っていいんや。
    人に親切にして、受け取ってもらえない恐怖から人に親切にすることに臆病になってる。
    でも、怖がらず、見返りを求めず、明日から動いてみようと思った。

  • 本を読むこと自体がそうですが、特に違う国の違う文化や習慣を持った人たちを紹介した本は自分がなんで狭い考えの中で生きているんだろうと気付かせてくれます。心が軽くなる一冊でした

  • 南国フィジーの人々のコミカルなエピソードには思わず笑ってしまいました。日本では考えられないような感覚、発想、言動なのですが、そこから幸福とは何か、人生で大切なものは何かを深く考えさせられる一冊でした。

    他者へ与えること、共有することで自分も幸せになれる。
    テキトーであっていいところは適当になることで自分にもゆるく他人にもゆるい気持ちが持てる。
    人生における時間は有限だから今ここにフォーカスし、過去を責めず未来を不安がらなくてよい。
    人とのつながりを大切に日々過ごす。
    このような幸せのヒントが見つけられそうな気がしました。

    幸せであること、自分を休ませることは罪ではない、仕事に対しては義務を果たすのに、自分が幸せになるという義務を怠っているという言葉が強く心に残りました。

  • フィジーに行ったことのある人間なら誰でも「あるある」として笑いながら読める1冊。
    共有、テキトー、今、つながり、この4つの視点が重要であると思う人もいれば、そうでないと思う人もいるだろう。
    重要であると思う人は具体的にどう実践しているのかを知ることができるし、重要でないと思う人はその考えとは違った生き方を知ることができる。
    日本人が見習うべきところは大いにあるし、フィジー人が改善すべきところもあるのは確かだ。
    だが、1度でも体験してしまうと頭から離れない国だ。
    またいつか「ブラ」と声をかけてカバを飲んで笑いながら話したい。

  • タイトルに惹かれて買ってみた本。

    フィジーに移住した著者が自身の経験から学んだフィジーの人々の考え方や日々の過ごし方について描いてある。

    フィジーの中でも都会と田舎では違うと一部記載があったので
    これ一冊がフィジーの全てを語っているわけではないだろうけど
    幸福度の高い国の人たちの生活や考え方はすごく参考になる。

    それと共に、
    自分が海外と日本の生活を両方経験した上で
    帰国したばかりの頃に感じた違和感や息苦しさは
    ここにあるなと改めて感じた部分もある。

    国策などではなく考え方を変えれば幸せになれるとは言っても
    フィジーの方の考え方を今の日本で個人単位で取り入れると、
    変わり者、または周りに迷惑をかける人と思われてしまうものも多いので
    できるところをうまく取り入れていけたらいいな。

    幸せの構成要素と思われている部分に関して
    日本は世界中でもかなり高い比率で全ての要素を満たしている。
    それでも幸福度が低いのには
    幸せの要素は目に見える数字で表せないことだという点も共感。

    国や地域が発展すると
    物理的に豊かになる、そして忙しくなる。
    それと共に満たされない心、もっと欲しいと思う心が出てくる。
    その中で人との繋がりという大切な部分を失わずに
    どうやったら気にしすぎない、穏やかな心のままでみんながいられるんだろう。

    中国、アメリカ、カナダしか住んだことがないけれど
    そのどれよりも、せかせかしていてきちきちしていると感じる日本。
    みんなが幸せだと感じながら生きていける日本になってほしいしどうやったら自分でもそれを発信できるか考える。

    読み終えてフィジーに行ってみたいなと思った!

  • 憂鬱なときに読んで、元気もらった一冊。場所と流れる時間が違えば、自分とは全く違うものがあると教えてくれた。

    自分という人間にモヤっとしていたら読んでみるのを勧める。

  • 日本で取り入れられる事ばかりではないけど、それでも少し肩の力を抜いてみようと思わせてくれる本だった。

  • 自分とは違う考え方に触れることは面白いなと改めて思った。私はだいぶ適当な性格だけれど、こんな私でもフィジーで生活をするとイライラしてしまう気がする。フィジーを訪れてみたくなった。


    ・生き方とは日々の小さな習慣の積み重ね
    ・日本は人間関係が希薄
    睡眠時間短い、労働時間長い、世間体を気にしすぎる
    ・過去を反省せず未来の心配はしない
    ・持つ物が持たざる者に与える
    ・問題に直面したとき国からの援助に頼るのではなく、自分たちのコミュニティ内で解決する
    ・困っている人を助けるのに人種とか関係ない
    ・ただ困っている人を助けたいという善意から人を助ける
    ・自立と孤立は違う。日本人はもっと人に甘えるべき
    ・困難な状況になっても誰かが助けてくれるという確信があるから、なんとかなると楽観的でいられる
    ・日本も高度経済成長期まではモノの共有を行っていたが、物質主義となりいいものを多く所有することが幸せだと思い込んでいる。
    ・他者に貢献できていると思えた時自らの価値を実感できる
    ・フィジー人はモノや経験を多くの人と経験することで幸せに結びついている。共有は自分の存在価値を確認できるもの
    ・最大の幸せは人に必要とされること
    ・人に貢献することが自分の幸せに繋がる
    ・所有から共有に価値観をシフトさせる
    ・完璧にすることが目的になってしまい、本来の目的からズレてしまう
    ・人生は有限であることを意識し、躊躇うことなく今にフォーカス
    ・終わってしまったことは責めても仕方がない。現在を楽しむ。
    ・今に集中できないのは過去への後悔や未来への不安があるから。
    ・日本では憲法で保証されているの「表現の自由」が社会的な同調圧力に負けている
    ・健康になるために生きてるわけじゃない。健康は目的じゃない。やりたいことを実現するための手段。
    ・楽しみを先送りにするということは今よりも未来を重視しているということ。この考えではいつまでたっても今が大切にされる瞬間は訪れない。未来とは今の積み重ね。
    ・21世紀では時間がある人と時間がない人に分かれる。

    使えそうなネタ
    ・ブータンは幸せをめざしている国、フィジーは幸せになっている国
    ・誕生日だからを理由に容疑者を解放
    ・オレオレ詐欺にわざと騙される
    ・子供を他人にあげる

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/67150

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