- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902108323
感想・レビュー・書評
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全部で130ページ弱の短編4本入ってます。
4人の作家ではない方々(①監督・脚本家 ②エッセイスト ③脚本家・ライター ④詩人・ライター・編集者)が書かれていますが、各々ステキな世界観が広がっています。
どれもコーヒーにまつわる物語です。情景が容易に浮かんでくるような、まるでどこかへ旅しているよな雰囲気にさせてくれ、どの話も甲乙つけがたく面白いと思えました。
最初は一つの話が短すぎるかとも思い、さほど期待せずに、でもタイトルに魅かれて読んでみましたが、自分としては大当たりでした。
電車とか、待ち時間とか、喫茶店とか‥‥そんなちょっとした時間に読めて尚且つ、物語の世界へ飛び込んでいけるような本でした。 -
コーヒーにまつわる4つのお話。
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目に留まって手に取った本です。タイトルからもっとコーヒー自体の話がメインかと想像していたら違ったのですが、短編集としては読みやすかったです。
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図書館で借りるものを選んでたら、タイトルとデザインが目に入って手にとってしまった本。
もともと小説は読まなかったけど、せめて少しは読みたいと思って、いつも小説を読む時は短編小説を読むようにしてます。短編小説の方が話が短い分読みきりやすいので。
これも短編小説で、タイトル通り、コーヒー1杯を飲みきるうちに読みきれるような長さのお話です。
4つのお話で130ページぐらいかな?
自分にとってはうってつけです。
前にヴィンテージ・シックスというワインにまつわる話を集めた短編集を読みましたが、こちらもコーヒーにまつわる話がまとめられています。
4つのうち、最後に収録されているお話が、すごくまったりと読めて好きでした。
寒い冬に部屋をあったかくして、コーヒー飲みながらちょっと読んでみるというのも、師走の忙しさから離れられる一つの魔法かもしれませんね。 -
「人物と舞台と場面 読むだけで香るコーヒーゆっくりひたる」