パリ・キュリイ病院

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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902116267

作品紹介・あらすじ

1956年のパリ。癌に冒され死の床についた妻との最後の日々を綴った、小説を超えた実録。永遠の「今」がそこにある。

「私は彼女との別離を、その最期の日までに、どのように自分に納得させようかと苦しんできた。しかし、何かが間違っている」……異境で癌に冒され死の床についた妻。異文化との摩擦に苦しみながら懸命に孤独な看病を続ける画学生の夫。その壮絶な闘いの日々を実録をもとに克明に再現した傑作実録レシ。
 70年代に講談社、筑摩書房から相次いで刊行され、傑作の呼び声が高かった作品。長らく絶版となっていたが今回若いファンの強い要望により25年ぶりに復刊が実現した。

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著者プロフィール

1921年福岡県生まれ。画家。
『野見山曉治作品集』(講談社)、『野見山曉治版画1965−2002』(アーツアンドクラフツ)などの作品集のほか『四百字のデッサン』(河出書房新社)、『署名のない風景』(平凡社)、『うつろうかたち』(平凡社)など著書多数。

「2004年 『パリ・キュリイ病院』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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