ハーバーマスと教育

著者 :
  • 世織書房
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本棚登録 : 14
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902163346

作品紹介・あらすじ

教育学におけるモダンとポストモダンの対立を超えJ.ハーバーマスのコミュニケーション理論を介して人間形成論の新たな地平を切り拓く。

感想・レビュー・書評

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  • 【選書者コメント】ハーバーマスの思想を「教育」という観点から捉えるのは斬新で興味深く思われたため。
    [請求記号]3700:4488

  • ハーバーマスのコミュニケーション理論をもとに、「近代教育学とも、またポストモダン的教育学とも異なる、第三の教育の像を再構成すること」(p4)をめざす一書。

    関連文献を多くトレースして、議論に入れ込んでいるその幅広さは相当なものなのだろう。でも、「第三の教育の像」って結局なんだったのか。たとえば、結論部分で「ハーバーマスとフーコーの啓蒙理解は、いずれかに最終的な優劣をつけうるものいうよりも、その合意形成を解釈する時にともに参照すべき不可欠の準拠点と捉えるほうが有意義であるように思われる」(p165)っていうけど、それは「第三の教育の像」っていえるのだろうか?

    あと「コミュニケーション的行為の理論がもつ意義を、歴史的、社会的なコンテクストに適切に位置づけた上で明らかにする」(p15)を目指しているが、正直それができているとは思えなかった。教育史上のコンテクストには置かれているかもしれないが、どのへんが「歴史的、社会的コンテクスト」なのか、わからなかった。

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