石井方式幼児のための日本語塾: 漢字かな交じり日本語表記絵本とともに35年

著者 : 石井勲

• 登龍館 (2003年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[フランソワさんの感想 · 2008年5月23日]

日本語にはひらがな、カタカナ、漢字と様々な角度での覚え方があります。
ひらがなから教える事が多いでしょうが、そこが問題があると作者は言います。
例えば「こうすい」という言葉が書かれていたら、大人でもどういう意味だか
わかりません。
「硬水」なのか「香水」なのか、「降水」なのか･･･。
前後の言葉がなければ予測がつかないのが普通です。
漢字ではじめから覚えてしまえば、こんなことにはならないはずだと作者は言うのです。

[U3さんの感想 · 2007年1月20日]

幼児は漢字をすぐ覚えてしまうらしいよ。読みやすく、分かりやすい。親御さん向け。
ただ、「なぜ」そうなるかはよく示されていない。「理論」を求めて、もう一冊。

著者プロフィール

＊2013年4月現在名古屋学芸大学非常勤講師

「2013年 『社会的養護入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」