スケッチブック

著者 :
  • ゴブリン書房
3.75
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本棚登録 : 82
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902257076

作品紹介・あらすじ

おしゃまなふたごの女の子と、少し気弱な男の子。3人は楓の木の下に、1冊のスケッチブックをみつけます。その中には、画家の心の風景が静かに広がっていました……。ページをめくるごとに、子どもたちの想像力が飛び立つ、詩的で、愛らしい絵本。
注目のイラストレーター 植田真、初めてのオリジナル絵本!

感想・レビュー・書評

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  • 日常にひそむ、ささやかな幸せを切り取っているかのようなイラストがとても好き。

    どこか不思議な世界観を持つ絵本。きっとこの絵本の良さが分かるのは大人になったらかもしれない。
    考えるということと想像するということを、引き出してくれる。こういう絵本はそんなにたくさんない。


    作者のメッセージからも、それが伝わる。
    「葉っぱを拾ったときに思うこと、飛んでいる鳥を目で追いかけて思うこと、どこかから聞こえてくる、なんだか楽しそうな声を聞きながら思うこと、そして、一枚の絵を見て思うこと、たぶんみんなそれぞれ違う。読んでくれる子供たち一人一人がこの本から今から飛び出したところでお話を作ってくれたらうれしいです。」

  • 木の下に置き去りにされたスケッチブックをみつけた3人の子どもがそこに描かれたスケッチをみてあれこれ想像します。
    私は…と一緒になってあれこれ想像してしまいます。

  • 2013年10月30日

  • 最近好きなイラストレーターです。空間の使い方が好き。水彩の良さが全面に出ている絵だなあと、つくづく思う。

  • 絵本だから子どもの本、というのは間違いかもしれないな、と、こういう本を手に取ると思う。でも一応カテゴリは「子どもの本」へ。絵も文も植田真さんの絵本。
    白も色なんだな。描かないことも描くことなんだな。そう、思う。ぜんぶがあって、ひとつの絵なんだ。
    何でかわからないけれど、気になる植田真さん。

  • ひっそりとやさしい息づかい。大すきです。

  • 植田さん初のオリジナル絵本だそうで。同じものを見ても、人それぞれ感じ方が違う。当たり前のことだけれども、それはとても面白いことで。人の気持ちは、無限大。(1/23)

  • 線が細くて、静かで綺麗な絵に惹かれて欲しいと思いました。
    話も好きです。

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著者プロフィール

植田真(うえだ・まこと)
1957年生まれ。鳥取県出身。國學院大學大学院修士(考古学)修了。國學院大學非常勤講師。2021年現在、日本考古学協会理事・日本情報考古学会理事。共著に『考古学ハンドブック』(新書館、2007年)、『総覧縄文土器』(アム・プロモーション、2008年)などがある。

「2021年 『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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