森のおくから: むかし、カナダであった ほんとうのはなし

制作 : Rebecca Bond  もりうち すみこ 
  • ゴブリン書房
3.78
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本棚登録 : 131
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902257342

作品紹介・あらすじ

きっと、ずっとわすれない。
人間と動物をへだてていたものがなくなった、あの日のこと──。

これは、いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。
アントニオは、深い森にかこまれた、みずうみのほとりにすんでいました。近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちは、はたらくおとなたち。動物をさがして、ひとりで森を歩くことも好きでした。ある夏、おそろしい山火事がおきました。にげる場所は、ただひとつ──みずうみです。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたそのとき、アントニオの目の前で、思いもよらないことがおこったのです……。
人間と動物の思いがけない出あいを繊細に描いた、胸に迫る絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 作者レベッカ・ボンドさんの、おじい様、アントニオが自分の子どもたちに語って聞かせた、本当におこったおはなしです。

    子どもの頃のわくわくと、恐ろしさ、忘れられない森のホテルでの日々が淡々と、生き生きと描かれている。はなしって、こんな風に語り継がれ、素晴らしいものはきっと今も残っているのでしょうね。

    素敵な絵本でした。

  • 図書館本。娘は読み聞かせ2回目で「面白かった」との感想。山火事が自然発生して、動物も人間も湖へ逃げた話。

  • 中学年、高学年

  • カナダのゴーガンダの話

    ホテルのアントニオ
    森から煙、山火事の記憶
    腰まで水に浸かった

  • ・この本は、昔カナダであった本当の話を本にした作品で昔のカナダであったときのことがよく分かりました。皆さんも読んでみて下さい。

  • 人間を含む動物が本能的に持っている生きようとする気持ちを感じる本。
    自然の中で暮らしていた時代の人々の強さも感じる。

  • 課題図書(2018年度、中学年)

  • カナダの森の中のホテル。
    アントニオは従業員とお客さんに囲まれて暮らしている。
    自然と生活がほんわかと描かれる。
    夜のにぎやかさがうらやましかったり。
    そんなある日、アレはやってくる。
    シーンとした場面。
    わたしも忘れられない。

  • 副題にカナダであった本当の話、とあり、分類では250(北アメリカの歴史)に分類されていたけど、絵本の書架に置く事にした。

    1914年、カナダのゴーガンダ湖のほとりに住んでいたアントニオ。お母さんが3階建てのホテルをしていた。ホテルではいろんな人が働き、また、客室には釣りや狩をしにきた人たつや、何ヶ月も森で働く人たちがいていつも賑やかだった。

    アントニオが5歳の時、山火事がおきました。
    火の勢いは止まらず、人々は近くのゴーガンダ湖に入って避難をしていた。
    そこへ、山から逃げてきた動物たちも加わり、湖には人と、野生の動物たちが一緒に、ただ、火をさけて湖にいたのです。
    人間と野生も動物が、山火事を前にして、わけへだてがなくなったひと時でした。

    山火事がおさまると、人々も動物たちもそれまでの日常に帰っていきました。

  • 動物と人間が同じ災害にあい同じ空間を共有しあった奇跡的な時間。子供の頃に読むと一生心に残る思う。

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著者プロフィール

1972年生まれ。アメリカ・ヴァーモント州の、ピーチャムという小さな村で、豊かな自然にかこまれて育つ。ブラウン大学卒業後、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインでイラストレーションを学ぶ。絵本に『牛をかぶったカメラマン─キーアトン兄弟の物語』(光村教育図書)、『あかちゃんのゆりかご』『ゆきがふったら』『ドーナツ だいこうしん』(以上、偕成社)などがある。2017年逝去。

「2017年 『森のおくから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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