枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記

著者 :
  • 寿郎社
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本棚登録 : 116
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902269505

感想・レビュー・書評

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  • 「お母さん今忙しい?なにしてる?」「油断してる」すごいなこのやりとり!(笑)
    本当にキミコさんはしょっちゅう酔っぱらってるし、飼い猫の名前途中から「斎藤くん」に変わっちゃってるし、家族もキミコさん持てあましてるし、大変面白かった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「すごいなこのやりとり!(笑)」
      しっかり読んで会得しようっと!
      「すごいなこのやりとり!(笑)」
      しっかり読んで会得しようっと!
      2014/03/24
  • お酒のエピソードばかりと思いきや、、緩急にやられたな~!

  • かなり読み進めるのが辛かった。この本自体、あまり男性向きではないと思う。帯には笑えるエッセイという感じで書いてあったが、ほとんど笑えず、むしろイラっとすることの方が多かった。

  • 一度、一緒に飲んでみたい。
    面白すぎる日記のなかに、
    春洗い、夜祭り、過去読みなど、
    ファンタジーな少し寂しくて
    繊細な話が突然混じってくる。
    多才な人なんだなー。

  • 40代のエッセイではピカイチのおもしろさではなかろうか。取り立てて変わったこともなく、どこに行くでもなく
    半径5キロで語られる世界。酔っ払いと猫と家族と少々彼氏、それぞれが筆者の筆力により個性的に唯一無二の存在感をはなっている。うそがかなり混在していると冒頭からばらしているが、それでも北海道のこの地方にはこんな伝統行事があるのだなあと思わせてしまう。

  • 文章がうまいなあとしみじみ読んだ。日記はひたすら面白く、嘘日記(というか小説)は幻想的でちょっとこわい。日記かと思いながら読んでいくと、いつの間にか平行世界みたいな別のところに連れて行かれている感じでじわじわ不安になるのが癖になる。
    日記内で思考をつらつらリズミカルに書いている部分なんかはちょっと町田康テイストも感じる。好き。

  • どれが嘘なのかマコトなのか・・・不思議な世界のエッセイ。その嘘話がとてもステキ!

  • なんか,好きです。

    こんな生き方してみたい。
    ような,
    したくないような。

  • これ最高。超面白い!

  • 酒さけサケ
    今まで二日酔いになったのは2回(3回か?)。
    あんなに「もうお酒は飲みません、あ、いや、控えめにしますので神様仏様悪魔様鬼様助けてください」といったのに繰り返すところを見ると学習していないのがよくわかる。
    しかし、人前で醜態を晒してはならん!との強固なる意志で(だったらなぜ止めないのだ)吐き気は必ず家や滞在先までもって来た。
    あまり自慢にもならないか。
    本書は酒飲みなら「ひっひっひ」と笑うところもあれば、酒飲みでなくても笑うところがある。
    嘘もあり日記、ここが面白い。

    「たっくんとあっちゃんと私。」は思い当たるのでおかしい。
    どうして人前でいちゃつくカップルは、こうも......。
    先日入った本屋でも隣でいちゃつくカップルが、こうだった。
    恋は盲目。誠なり。

    温泉卵について書いた話。
    温泉たまご器、私も欲しくてほしくてたまらなかった。
    家で温泉卵?!すごいな!と思って実家では親にせがみ、一人暮らしを始めたときにもこれは絶対なくちゃ!と買ったものだ。
    よかったね、キミコさん。私も同じだよ。

    泥酔おとぼけ日記の中でも「とても小さな王国のとても小さな王様。」は綺麗で切ない物語。
    なのだが。
    雪がまりまり降っていることに説教したいのか。
    そうなのか。がっかりしたけれど、話自体は素敵だよ、キミコさん。

    「彼女と私。」もまた楽しい話だ。
    こんなことでいらいらしてはいけない、自分に余裕がないからだ、とわかっていても、噛み付きたくなる時がある。
    短気は損気、そうわかっていても舌打ちしたくなる時がある。
    下町のお嬢様はとっても短気なのですよ。
    江戸っ子でい!(生まれは岩手だし、三代続いていないから本物の江戸っ子ではない......いわば養殖江戸っ子)

    と、思わず笑ってしまうのだが、なにぶん酔っぱらいの話、通しで読むとちょいとふらつくんですな。
    だから、こういうのはトイレでちょこちょこ読むのが面白い。
    あるいは寝る前に。
    嘘が巧妙にしかけられたこの日記。
    私もこんなふうに面白い文を書いてみたいものだ。
    酔っぱらえば書けるかもしれない!
    そりゃだめか。

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著者プロフィール

エッセイスト

「2018年 『すべて忘れて生きていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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