- Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902314717
感想・レビュー・書評
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マイナスな点
計123ページのうち、巻頭40ページ弱が全国の耳かきの写真に費やされている。耳かきを題材としてはいるのだが、各章ごとの繋がりもなく、情報も薄い。連載をまとめたものかと思ったが、描き下ろしらしい。
プラスな点
床屋での耳かき・耳毛剃りの歴史について調べ上げており、由来となった華僑理髪師や中国福建省へ赴いてのインタビューは後世に残る貴重な資料だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は面白いんだけど値段がちょっと高いような・・・
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耳かきの歴史から、耳かきのコツまで。耳かきのことなら、この一冊!
・・・と、太鼓判を押したくなるような、とても興味深い本。
気持のいい「かき方」、カラーの日本全国耳かきコレクションなど、
これらはまぁ、載っていても当然といえば当然かもしれませんが、
気になるのが、「USJで耳かきが大量に売られている理由」や「ニューヨーク現地取材」、
「耳かきをするとよい子に育つ説その発達心理学的解剖」という項目。
目次を見るだけで、えぇ〜っ!・・・です。
でも思うに、確かに耳かきによって(同じ竹だとしても)、大きさや感触がなんか違って、
「これ、痛い」とか、「この綿毛(と呼んでいる)、大きすぎ!入らないよ〜」とか、
新入りを使い始めた頃って、いろいろと不都合が出てきたりするんですよね〜。
やっぱり使い慣れた物が一番。と、痛感したりして・・・。
たかが耳かき、されど耳かき。
耳かきの奥深い世界、ちょっとのぞいてみませんか・・・?