三位一体モデル TRINITY

著者 :
制作 : ほぼ日刊イトイ新聞  赤瀬川 原平 
  • 東京糸井重里事務所
3.27
  • (21)
  • (29)
  • (124)
  • (15)
  • (2)
本棚登録 : 391
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516081

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 再読。いいわ。資本主義がイスラムでなくキリスト教国で発展したのは精霊で増殖を許したから。でもそのわりに天国がすごく静的な成長しないかたちとして描かれているのはなんでなんだろうな。あと、煉獄も発明だったってところが、前回読んだ時には全然入ってこなかったんだけど、今回は事前にPhilip K Dickの本を読んでたから(なんだか忘れたけどRadio Free Albemuthあたりの本かな)理解できた。イスラム金融とかも流行ってるしね。

  • 面白い思考方法。サクッと読めるのがいい。現実の仕事を当てはめてみると楽しい。資本主義のそもそもについて考えるヒントがたくさんあるのでは。キリスト教の発展と資本主義の関係性がここにある。

  • 好き

  • 本書の帯でタモリは「おもしろかったわ!」と言っています。実は私にはそのおもしろみが分かりませんでした。キリスト教から生まれてきた三位一体という考えがよく分からない。父と子がいてそこに精霊が現れる、その意味が伝わってこない。精霊というモノを持ち出す必要性が分かるようで分からない。著者自身があとがきで書いていますが、本書は講義したものをそのまま手を入れずに本にされたので、説明不足のところが結構あるのだそうです。同じ著者のカイエソバージュというシリーズを今読んでいるところですが、そちらはすごく分かりやすく、たぶんそのあたりの知識を身につけたうえでもう一度本書を読めば納得いく点も多いのではないかと思います。いずれにせよ、きっと大事なことが書かれてあるんだろうという気はしているので、この講義の続きが刊行されればまた読んでみようと思います。そして、本書も読み直してみれば行間に隠された意味が読み取れるようになるのかもしれません。

  • これもある意味事象を構造化し捉えるということだと思うのですが、正直ピンときませんでした。

  • 巻末で著者自身が語っている通り、肝心の「三位一体」の説明がおそろしく不十分。巻末で補足を試みているが、それもまったく不十分。「精霊=増殖力、子=幻想力、父=社会的な法」と言われても、三者それぞれの特徴も三者の関係もさっぱりイメージできない。そこをきちんとしないまま、イスラム教と比較してみたり、資本主義に当てはめたりしても、説得力がない。座談会が収拾不能になるのも当然の帰結だろう。

  • 思考の方法として父=ルール、子=ルールの下で行動する人・伝道者、聖霊=増殖するもの、という三位一体の図式を現実世界の様々な現象に当てはめることができる、という思考方法の紹介する一冊。

    なんか、すっごくびみょうなかんじになった読書時間でした。何なんだろうこの歯がゆさは。
    ほぼ日刊糸井新聞でこの内容が取り上げられているのをリアルタイムで追っていたものの、手に取るまで長い時間がかかっていたせいか、いざ! と壁に突撃していったつもりが実は天井から布きれ一枚が下がっていただけであっけなく通過してまった感じでした。本当に手応えがないのか。はたまた語り口に騙されて分かったつもりになっているのか。しかしではどうやったら本当に「分かる」のか。……レビューを書くのが難しい。

  •  考え方としては巻末の対談で理解できたけど、本編の三位一体の成り立ち何かの件が個人的には好きではない。キリスト教でも教義の問題になると、現実をうまくやりとおすために、時に利益に比重を置いて取り決められて言ったものも少なくは無いと思うけど、もう少しイエスの思想を重視した書かれ方をしてもいいのではないかと非常に思ってしまった。著者の知識の浅薄さ、というわけではないのだろうけど、説明の仕方か、結局は信仰における温度の問題か。
     ただこの三位一体モデルがそれほど重要なものではないと思う。興味は湧いても深みはいまいちという所。

  • わかりやすいけど、分かりやすすぎて記憶に残っていなかったりして。

  • 6/6

全49件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九五〇年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。明治大学野生の科学研究所所長。思想家。著書に、『チベットのモーツァルト』『雪片曲線論』『森のバロック』『カイエ・ソバージュ』シリーズ『アースダイバー』シリーズ『野生の科学』ほか多数

「2019年 『レンマ学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中沢新一の作品

三位一体モデル TRINITYを本棚に登録しているひと

ツイートする