谷川俊太郎質問箱 (Hobonichi books)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
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本棚登録 : 1275
レビュー : 214
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516142

感想・レビュー・書評

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  • この本はwebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載された「谷川俊太郎質問箱」がもとになってできた本だそうです。
    また4letters from frendsの章では、谷川さんの友だちから質問をしてもらったそうで、ムックやガチャピン、私のお名前を知っている方では坂本美雨さん重松清さんからの質問もありました。

    真剣な質問から、笑える質問、なんでこんなことまで訊くのかと思うものまで64個の質問が載っています。

    その中で、一番心に残った質問と答え。

    質問した人の気持ちもわかるし、答えにも谷川さんの愛情をひしひしと感じました。

    質問
    どうしてにんげんは死ぬの?
    さえちゃんは、死ぬのはいやだよ。
    (こやまさえ 6歳)
    (追伸 これは、娘が実際に母親である私に向かってした質問です。目をうるませながらの質問でした。正直、答えに困りました~)

    谷川さんの答え
    ぼくがさえちゃんのお母さんだったら、
    「お母さんだって死ぬのいやだよー」
    といいながら
    さえちゃんをぎゅーっと抱きしめて
    一緒に泣きます。
    そのあとで一緒にお茶します。
    あのね、お母さん、
    言葉で問われた質問に、
    いつも言葉で答える必要はないの。
    こういう深い問いかけにはアタマだけじゃなく、
    ココロもカラダも使って答えなくちゃね。

    • 夜型さん
      ちくま文庫の谷川俊太郎の33の質問は、格調高くでもウイット変わらずの良書です。お代わりにいかがでしょうか。
      ちくま文庫の谷川俊太郎の33の質問は、格調高くでもウイット変わらずの良書です。お代わりにいかがでしょうか。
      2020/04/03
    • まことさん
      夜型さん♪こんにちは!

      いつも、いいね!をありがとうございます。
      コメントも、どうもありがとうございます。
      『谷川俊太郎の33の質...
      夜型さん♪こんにちは!

      いつも、いいね!をありがとうございます。
      コメントも、どうもありがとうございます。
      『谷川俊太郎の33の質問』、気になって今、検索してみたら、絶版で、近隣の図書館にもおいていないようです。
      残念ですが、また、何かお勧めがありましたら、どうぞよろしくお願いします(__)
      今後ともよろしくお願いします!
      2020/04/03
  • とっても素敵な本。
    好き。

    最近谷川さんのことが気になっている。
    最寄駅でお店を出している豆腐屋さんがなんとなく谷川さんに似ている気がして。
    暑い日も寒い日も、雨の日も、外で豆腐を売っている豆腐屋さん。
    売れていたり、お客さんと笑顔で話しているとなんだか私まで嬉しくなったりして。
    全然谷川さんと関係ないけど、でも豆腐屋さんを見るたびに谷川さんのことまで思い出す。

    この本では谷川さんが64の質問に答えている。
    素朴な疑問から難問、奇問に至るまで、あぁ、いいなぁ…と思う回答を返してくれている。

    私だったら何を聞いてみたいかな?と考える。
    これがなかなか難しい。
    私が本当に知りたいことって何だろう?
    この本の中にそれはない。
    未知の質問がきっとあるはず。
    その質問を言語化出来た時に、谷川さんのように回答してくれる人が目の前にいてくれたら嬉しいな。

    • kaze229さん
      谷川さんの「散文」(講談社+α文庫)をちょうど読んでいた時なので、思わず「その通りだね!」と思いました。
      谷川さんが私たちと同じ時代に生き...
      谷川さんの「散文」(講談社+α文庫)をちょうど読んでいた時なので、思わず「その通りだね!」と思いました。
      谷川さんが私たちと同じ時代に生きている、そのことはかなり幸せなことなのかもしれませんね。
      いつも、すてきなレビューをありがとう。
      2013/12/20
    • takanatsuさん
      kaze229さん、コメントありがとうございます!
      あわわ…すてきだなんて、私にはもったいないお言葉です。
      私の方こそいつもkaze22...
      kaze229さん、コメントありがとうございます!
      あわわ…すてきだなんて、私にはもったいないお言葉です。
      私の方こそいつもkaze229さんの素敵なレビュを楽しみにしています!
      「谷川さんが私たちと同じ時代に生きている、そのことはかなり幸せなことなのかもしれませんね。」
      そう思います。
      谷川さんの言葉、考え、もっとたくさん触れたいなと思います。
      そして谷川さんは笑顔も素敵ですよね。
      あんな人になりたい…と憧れてしまいます。
      でも勝手にですが、kaze229さんにも近いイメージを持っているのです…。
      これからもkaze229さんの優しい詩のようなレビュ、楽しみにしています♪
      2013/12/21
  • どうしてお風呂に入らなきゃいけないのかとか
    どうして生きていると死ぬのかとか
    いろんな質問に谷川俊太郎さんが答える、
    いかにも「ほぼ日」な一冊。

    冒頭の質問に対する答えに、ゲラゲラ笑いました。
    内容によっては「詩人になんて聞いてないで、医者に行きましょう」とか回答スタンスがユニークでさわやか。

    先日の情熱大陸で見て、やっぱり大好きだなと再確認しました。

    ー優しくすることの基本は、できるだけそばにいてあげることです。

  • 2020.07.02


    あらゆる質問に答える。詩人や文化人というよりご老人目線。長生きしてきた人の解答だと思った。
    冷徹というか現実的ではあるけど、もう少し優しくあって欲しかったというべきか。

  • 『ほぼ日』に寄せられた質問に対し、谷川俊太郎さんが詩人としての立場から答えていくQA集。
    日常のことから宇宙規模のことまで、谷川さんの言葉でユーモアたっぷりに的を射た形で答えられていて、思わずニヤリとしたりハッとしたりできます。

    最後の質問は糸井重里さんから寄せられたものですが、この質問は流石。対する谷川さんの回答も秀逸。言葉を生業にしている方々の本領が垣間見れました。
    時間を置いて、何度も開きたくなる1冊。

  • 谷川俊太郎大好き‼
    シュンとしたら読む。
    あったかくってたまらない。
    一家に一冊‼

    質問者も多用で楽しい。
    ムック、ガチャピン、華恵に重松清。そして!ボーズ‼


    そして、一番好きな回答は、
    「どうして、にんげんは死ぬの?
    さえちゃんは、死ぬのはいやだよ。」という問いに対しての答え。
    あー、愛だなー。ってキュンとする。
    そして、なるほどなー。って思う。

    言葉で問われた質問に、いつも言葉で答える必要はない。
    「お母さんだって死ぬのいやだよー」と言いながら
    さえちゃんをぎゅーっと抱きしめて
    一緒に泣く。
    という答え。
    ラブ☆

  • 糸井重里監修?の読者が谷川俊太郎に
    さまざまな質問をして、それに答えるという形の本。
    「生協の~」と似てる。
    谷川俊太郎の答えがとてもウィットにとんでいて
    思わずクスクス笑ってしまう本。
    もちろん、真面目な答えもあり。
    発想にため息をついてしまう名回答ありで
    とてもおもしろかった。

  • 信じる気持ちは謙虚さから生まれてくると思います。好きな人に対して、私を好きになってくれてありがとうという心からの気持ちが自然に生まれてくれば、しめたものです。でも自分を卑下してはいけません。あくまでその人と対等なところに立って、しかも自分との関係だけにこだわらずに、その人と他の人たちとの関係の中で、迷いながら、揺れ動きながら自分の座標を決めることが必要ではないでしょうか。
    「いつたい何だろう
    いつたい何故だろう
    いつだいどうするべきなのだろう」
    でも勇気十倍くらいなら、青空を見てるとなります。

  • ほぼ日に連載されていた、谷川俊太郎に読者や著名人が質問して回答をもらうコーナーをまとめたもの。

    80歳すぎても元気に創作や朗読をして、ちょっと尖った回答も書いたりする谷川さんはとても素敵だと思う。人生にウンザリする事もあるけど、せっかになので谷川さんくらい楽しめたらいいなと思う。

  • 谷川俊太郎さんの詩人としての答えがユーモアたっぷりで、時にはキッパリとされていて、自分の中の固まりつつある観念を壊してくれるような感覚がした。ふむふむ…と楽しみながら、時には、ボーッと考えながら読めて面白かった。

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著者プロフィール

詩人。1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』(草思社)で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』(集英社)で代34回よみうり文学賞、1993年『世間知ラズ』(思潮社)で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』(新潮社)で第1回鮎川信夫賞、2016年『詩に就いて』(思潮社)で三好達治賞など、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。「にじいろのさかな」シリーズ(作=マーカス・フィスター 講談社)、『スイミー』(作=レオ・レオニ 好学社)などの絵本の翻訳や、スヌーピーのコミック『ピーナツ全集』(作=チャールズ・M・シュルツ 河出書房新社)などの作品で、子どもたちにもよく知られている。詩を釣るiPhoneアプリ「谷川」や郵便で詩を送る「ポエメール」など、詩の可能性を広げる試みにも挑戦している。

「2021年 『ありがとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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