思い出したら、思い出になった。 (ほぼ日ブックス)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
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本棚登録 : 405
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516371

感想・レビュー・書評

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  • 途中まで。BOOK AND BEDにて。

  • いいなぁ。とてもいい。

    うんうん、ていう言葉と
    あー、ていう言葉と、、
    はっとさせられたりしみじみさせられたり、とてもすてき。

    さらりと読めてしまうけれど、とても中身の詰まった、それでいて素朴な思いから出た“ほんとうのことば”という感じがする。
    ふとした時に読めるように手元において
    、何度も噛み締めたい。

    ブイヨンもとてもかわいくて、思わず顔が緩んでしまう。



    あー、買って本当によかったなー。
    このシリーズ揃えたいなー。

  • 美味しいお味噌汁を頂いたような読後感。
    あー、美味しかった。


  • 「ことばは、いつも気持ちに足りない。」

    糸井さんは
    どうしてこんなに過大でもなく、過小でもなく
    ちょうどよいどんぴしゃなことをサラリと書けるのでしょう。

    考えて考えて、考えてるからだろうな。
    宝物にしたい一冊のうちの1つです。
    ✳︎ほぼ日の「小さいことば」シリーズです。
    ✳︎2014年の読後感です。
    ✳︎花の拠点「はなふる」センターハウス蔵書です。

  • 「考えればおもしろくなる、考えないとおもしろくならない」
    これを、覚悟しなきゃいけません。

    2007年の糸井さん。
    むずかしいことをむずかしく言うやつってアホだよね、みたいなことをタモさんが言ってたけど、糸井さんはその逆。ぜんぶかんたんにしてくれる。それってよっぽど頭がいいと思うんだ。

    今回はブイヨンの全力疾走写真が何枚かあってとっても可愛かった。
    この子いなくなっちゃったら、糸井家どうなっちゃうんだろう。。
    幸せの象徴すぎる。

    いますっごく夢中で真剣なことでも、いつやめるか、飽きるかをちゃんと考えておくことが長続きの秘訣です、それがたとえばあなたを愛しているということでも。

    というような文章に出会ったとき、じわじわドキーンとした。

    他人と他人が一緒にいるのに安定なんてないんだよなあ。
    かなり安心しきってしまっているけど、ちゃんと努力しようって身につまされました。
    でもいつ飽きるか考えるなんてとっても難しい!
    いつも飽きてるし、いつまでも飽きない、というのが私のいま出すことのできる答えかなあ。

  • 糸井さんの小さな哲学や気がついたことや、独特の感性の言葉や冗談が
    ちりばめられています。詩のほうの分野にも足がかかっている性格の本だともいえます。
    温泉のように、ぽかぽかとしてくる読みものです。これを読むことで、心が解きほぐれる人もいるでしょう。でも、そういう好い面だけではなしに、読むことで、泥のような眠りに近いような、心の柔らかいところが静かに波立つような感覚ももしかすると、人によっては経験できるのではないかと思いました。

  • 思い出せなかったものも、密かな思い出。

  • まず何が良いって、タイトルがいい。

著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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