羊どろぼう。 (ほぼ日ブックス #)

著者 :
制作 : 奈良 美智 
  • 東京糸井重里事務所
4.22
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本棚登録 : 511
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516418

感想・レビュー・書評

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  • 914.6-イト  300575735

    多忙は怠惰のかくれみの

    (黒板書架「言葉を育てる」特集コメント ”好きな言葉とそれが載っている図書を教えてください”より)
    ご紹介いただきましてありがとうございました!

  • 2016_052【読了メモ】(160903 15:00)糸井重里『羊どろぼう』/熟成のため寝かせ中。

  • なんていうか、毎日を過ごしていろいろと感じたり考えたりしていて、どうしてだろうだとか、どうしてだろう未満でさえある感情や考えのタネがこころに芽生えることってしょっちゅうだと思いますし、その人なりの死角になっていて見えていない部分ってあると思うんです。そんな要所要所をズバっとつくようなアフォリズムのような言葉が並んでいたりもして、「ああ、そうか」だとか、「なんで気づかなかったのかな」とか、ほぼ日か何かで以前読んでいて、再度触れている言葉だってことがわかるものもあるのですけども、それでも、再発見させられることが多かったですね。そして、読んでいるうちに整体で治してもらっているみたいに、こころの矯正をしてもらっているような感じもしました、笑える箇所を含めて。また、時折写真が出てくる糸井さんの愛犬ブイヨンがかわいらしいです。大好きなシリーズで、今回もまた「助けられてるなあ」と身にしみている次第。短いセンテンスの言葉が一ページを占有していて、その余白、空白部分が気持ちの余裕を誘い出しますね。反芻が苦にならないのは、その空白部分によるところがおおきいのかもしれない。老若男女にすすめられる本です。ほぼ日ファンだったなら、抱いて寝たいくらいの本でしょう。

  •  ―――勉強の「価値」から自由になったら、
    なにかを知ったり考えたりすることは
    悲しいことも含めて、おもしろい。―――

    2010年の糸井さん。
    ちょっとご無沙汰の糸井さん。
    相変わらずの糸井さんでした。

    糸井さんがさっき考えついた法則
    「苦手な部門のことについて、人間は短気になる」
    すごくよくわかる、イタイ本質だ。
    人間って、こういうことを素直に認められないから。
    人間、というか、わたし、かな。

    学校で、先生も生徒も一緒に「わからない」の時間をやろうという発想。
    先生もほんとにわからないこと。
    学校別に、小学校、中学校、高校でいろんなわからないをやることのおもしろみについて。
    糸井さんは先生じゃないけど、先生になれる。
    できれば小学校の先生がいいなあ。

    「空腹」についての考え方もおもしろい。
    食生活について見直す糸井さん。
    気持ちのいい空腹の発見について、
    「歴史のなかにいる人間たちのほぼすべては、いつも「満腹」で生きてなんかなかったですから。」
    たしかに、満腹でないとどことなく安心しない。
    空腹で、血糖値下がる下がるって焦ることもある。
    でも、カロリーって思ってるより摂ってるし、空腹は消費を実感するということを思えば、ね。
    ダイエットとかではなく、満腹を見直すということは健康面で非常に重要なのかもしれない。

    糸井さんの文章は2.3行ぽっちなのに、とても奥深い。わたしのなりたい、聡明な一文なのです。
    うーん、あこがれちゃう。

  • 「小さいことば」シリーズ。2011年刊行。

  • 経営や仕事に対して紋切り型の考えを持っていないことが判る。多くの人がほぼ日に期待している(と思う)雰囲気と、ことばを散りばめレイアウトとか装飾にも凝っている。ホッとしたい人にはおススメできると思う。

  • 内容はどうでも、この紙の手触りと表紙の奈良美智の絵に惚れて購入。そばに置いておきたい一冊です。

  • 糸井重里さんの言葉たち。大事なことを力の抜けた口調で語ってるから心にすっと入ってくる。奈良さんの表紙も素敵だし、ワンコの写真も可愛いなぁ。大切にしたい一冊です。

  • 気楽に読むことができた。今の自分にピッタリだという言葉や、こんなこと考えたことあるな、とか、こんな風に考えられたらな、なんてことがたくさんあった。

  • 糸井さんの言葉に触れるだけで、
    なんだかほっこりする…。

    疲れてる頭に染みます。
    ふとした時にパラパラとめくって読みたくなる一冊。

  • 2冊目(探してみるけど多分これで打ち止め)。


    Sheep thief.
    って、英訳のタイトルがとてもすきです。

  • 糸井氏の本は装丁からいつも素敵です。
    この羊どろぼうも素敵です。

  • 日本語っていいな〜と感じます。こんな風に言葉をつむいでいけたら、毎日をふわふわに過ごせそう(v.v*)

  • 「愛って渇きやすいしあふれやすいし燃えやすいし枯れやすいから
    生活のなかに持ち込むには取り扱いが難しすぎる。」
    なんて、毎ページ心にぐさっときたり、しみじみしたり、ほのぼのしたり、勇気を出したりできる言葉が満載されていて、言葉で胸がいっぱいになる本。

  • 2012 1/8

  • ブイちゃん、めぢから強すぎ!
    私にとって糸井さんの本は、意味わかんないなぁ、と思う瞬間なく。なんだろこれ、と想像しっぱなしで進んでいく。とても早く。閃きを得るよりもイメージする力を鍛えてる感じがすきだなぁ。

  • ちょうど、いい。

  • ジャケ読みな一冊。奈良さんの絵はやっぱり良いです。糸井氏の短い文章の言葉の力とか、魅力が愛犬の写真と共に綴られています。サクサク読め、時には文章が心に止まり、時には文字の大きさや配列が目に止まる、そんな楽しい内容でした。

  • 大切に読んでます。
    何度も読みたくなる、あたたかい言葉にあふれてました。

  • 半分日記のような、誌のような…
    読んでるときは優しい気分になれた。心に響く言葉や、思わずにっこりしてしまう文章があってとてもよかった。日常を忘れられる作品だった。たまにはこんなのもありだ。イラスト、写真、装丁もすごくよかった。

  • 大切に読んでいる一冊。

  • 既視感があった。初めて読むのに既視感が拭えなかった。
    それは、たぶん、著者の言いたいことや考えていることが一貫しているからなのだろう。言葉は違えど、メタファーは違えど、たぶん伝えていることは同じ。

    ストーリーができている構成にも目を引かれる。季節でいえば、春夏秋冬の色合いがきれいに出ているのだ。考えられてるよなあ。


    わからないのに、わかる。それをキャッチコピーのように巧みに表現している著者は大物だ。

    いわば、別れ際に手を振ってた恋人が、もう一度振り返ってくれた、みたいなこと?

    はーロマンチック。夢みちゃいます。心がとろける。。。



    どの言葉も同じくらい気になるし、響く。でも、気になるのは、それってどの言葉もすべて忘れてしまえるということではないのかということ。覚えておこうと無理やり心にしまっておくのはまた違うと思うし、それは結局のところ、根本で自分に迫ってくる言葉ではないからじゃないのかと。

    そんな自分が世間に汚れたように思えて、ひどくだらしのない人間に見えてしまう。だからこそ、いったんもっとレベルの低いところに自分の感情を設定しようと考えた。いろいろ当たりたいから神経を研ぎ澄ます努力はするが、必要以上に過敏でいることを強要しなくてもいい。もっと、気楽に、つとめて穏やかに、静かにあれ。

    (20120121)

  • 糸井重里さんのことばは、みじかくても、
    奥深く味わい深い。

    あたたかく、やさしく、しなやかで、力強く、ユーモア溢れる糸井さんのことばの数々。

    なんでもない日が、こんなふうに彩られていったらいいなと思う。

  • ことばをたいせつにしようって思えた。
    やさしいことばはいいな。

  • 大好きな奈良美智さんの表紙
    本の触り心地がなんともいえずいい
    中をパラパラめくると、ドキドキ楽しい気持ち
    糸井さんからのお手紙や
    しょうがシロップ、ジャム、黒豆、寒天のレシピや注意書き付き
    手に取って、こんな風に幸せな気持ちになれるなんて

  • 人間への愛を感じる本。言葉の遣い方がこんなに上手な人がいるなんて。糸井さん、天才です。

  • 初めての糸井sanワールドでした。短い言葉にいろんな意味が凝縮されています。お気に入りは、『「できない」と思っているということは、「できたらいいな」と思っているということ。』P15。ハッとさせられます♪

  • やー、もう。
    ここまで短い言葉で、ここまでわかりやすく、
    伝えたいことを伝えられるってすごいなあ。
    年を重ねつつある自分だったり、「当たり前のこと」のいとおしさだったり、まあ特に全体として一貫性がある訳ではないんだけど、
    めくる一ページ一ページに、どことなくぐっと来てしまうのは、彼の文章に、その優しさとか人格とかいったものが溢れてるからなんだろうな。うらやましいなあ。

    「あたらしいもの」は、「すでにあるもの」のなかに、ひっそりと隠れている。ぼくらは、「おもしろいもの」が、こんなにいっぱいあるのに、いつもすっかり忘れている。(p.17)
    いいたいことが「10」あるなら、それをとにかく「1」にしぼって伝える。(p.30)

    とかね。
    彼自身も言及してるけど、「ひらがな」の使い方が上手なことが、彼らしさの一つかもしれないな。可塑性。ふむ。

    僕はトイレに置いて読んでます。はじめからじっくり読むもよし、ぱらぱらめくってたまたま開いたところを読むのもよし。
    装丁もかわいくて素敵なんだぜ!
    おすすめなんだぜ!

  • 糸井さんのこのシリーズ、はじめてよんだ。…おもしろかった。糸井さん、ほんと色々考えてはるんやなぁ。
    そりゃほぼ日、いい会社になるわ!

    「未熟な人間の特徴は、理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある。
    コレに反して成熟した人間の特徴は、理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある。」
    ウィルヘルム・シュテーケル

  • 昔はコピーライター、今はほぼ日手帳などで有名な糸井さんだけど、
    これほど日本語を大切にしている人はいないんじゃないだろうか。

    この本はその一言一言をまとめた内容が書いてあるんだけど、
    どれをとっても「はっ」と気付かされることばかり。

    面白いものは新しいものの中にあると思い、
    それをを追いかける生活を送っているけれど、
    視点を変えてみると身近な生活の中にたくさん眠っていたり。

    いつまでも柔らかな発想を持ち、
    自然な自分のままで生きるためにはとっても参考になる本だと思った。

    少なくともクリエイター志向の人は読んでおいて損はないんじゃないかな。

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著者プロフィール

1948年、群馬生まれ。コピーライター、エッセイスト、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。おもな著作に『糸井重里の萬流コピー塾』『ブイヨンの気持ち。』など。

「2015年 『ずっしり、あんこ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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