夜は、待っている。 (Hobonichi books)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
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本棚登録 : 612
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516760

作品紹介・あらすじ

糸井重里が、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」のトップページに書いた1年間ぶんの原稿。そして、1年間の全ツイート。
そのなかから、心にのこることばだけを抜き出して、並べ直して、本にする。
それが、「小さいことば」シリーズです。

2011年は、誰にとってもたいへんな年でした。
3月11日に起こった東日本大震災のあと、糸井重里のことばも変化せざるを得ませんでした。
これまで深く意識しなかった多くのことと向き合い、「光の射す方向へ」向かって、祈るようにつむがれた数々のことばは、かつてのシリーズにはなかった種類のものです。

とはいえ、ただ深刻なことばが続いている、というようなことではありません。あたたかいことばや、スッとしみこんでくる喜びの表現、新しい発見や瑞々しい覚え書きなど、「あの日」から派生したさまざまなことがこの本には、ぎっしり詰まっています。

今年も、自信をもってお届けできます。
どうぞ、あなたの本棚の、よい場所に。

感想・レビュー・書評

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  • まず、タイトルと装丁が素敵。
    一目惚れしてしまう本。
    そして中は予想を裏切るくらい自由な本。
    青空が広がっている。
    夜空に月が輝いている。
    そして静かに語りかけてくる。
    糸井さんが?
    ブイヨンが?
    もしかして、夜が?

    嬉しい言葉も、ちょっと落ち込む言葉もあった。
    その心の動きで今の自分のことが少しだけ分かったかもしれない。
    自信をなくしていて、たぶんちょっと落ち込んでいる。

    でも頑張って元気になろう!なんて思わない。
    無理をしないで笑える時間を大切にしよう。
    目の前の人に対して誠実でいよう。
    嘘じゃない気持ちで生きていたいなって思ったから。

  • 人の心の根底にあるものは『さみしさ』なのだと改めて感じました。だから人は愛したい愛されたいと誰かを求める。忘れないで、忘れてないよ。そう、口にこそ出さなくとも、人は一番の喜び・悲しみ・あの日あの時の瞬間をいつでも心の根底に留めている。また必ず訪れる苦難に私達が出来ることは、とにかく光の方向を向く、それだけなのですね。太陽の光を肌に浴びながら、私の身体が肌が生きて呼吸をしているのを実感していました。真っ暗闇にぽっと灯してくれた光、その微かな灯から感じた温かさ、それは人の優しさとぬくもりなのだと思いました。

  • いつもはこういう本はあまり購入しないのだけれど、酒井駒子さんの絵に惹かれた。

    ほぼ日は、昔毎日のぞいていた時期があったんだけど、糸井さんのことばが自分の耳に痛かったりして、最近は遠ざかっていた。
    本書に収められていることば達も、説教くさかったり、聞きたくないものだったりするものも正直あったけれど。理屈なく惹き付けられる。勝手にしみこんでくる。

    夜に、読んだからかな。
    大切にしたい本。

  • 小説でもエッセイでもなんでもない、糸井さんがほぼ日新聞とかtwitterで載せた言葉を集めた本です。震災のことも触れていたけど、読んでいてしょうもないことで悩んでたなと思い知る。元気になりました。

  • 糸井重里がこの一年に綴った(ツイッター含む)ものから、編集者がピックアップしてまとめた一冊。
    「小さいことばシリーズ」も6年目。
    私はすべて持っているわけではない。
    すべて手元に置こうというつもりはない。
    しかし、この一年は2011年3月11日の東日本大震災が含まれているので、改めて振り返ってみたくなり購入。
    糸井さんの言葉に助けられたなとも感じていたので。
    わかっているけど言葉にできなかったことを、表に出してくれた感じ。

    どのことばもいいけれど、私が一番好きなのはこれかも。

    あなたという人の考えは
    あなたという「リーダー」が決めるものです。
    つまり、誰が何と言おうが、
    あなたは手錠をかけられて
    無理やりそれに従わせられるわけではない。
    誰かのせいにしてる人も、誰かを責めてばかりいる人も、
    その人というリーダーの資質なのです。

  • 何となく、手にとった本。

    若かりし頃よりも、糸井さんのことばがすっと入るようになったことに気付きました。

    じんわりときて、よかったです。

  • 糸井さんのことば集。
    震災まわりのことが多いよう。
    でも内容はいつどんな時にもあてはまるもの。

    思わずにやけてしまうものも、微笑んでしまうものも、アハハと笑ってしまうものもあります。

    その幅の広さをもって、やっぱりすべてがやさしい。温かい。
    小さな光が明るく輝いて見えるから、夜もまた良いです。

  • 糸井重里さんのツイッターやブログ内での言葉を厳選して載せてある本。

    内容もさることながら、本それ自体が非常に素晴らしい出来であり、
    誰かに本をプレゼントすることになったなら、この本を選ぼうと思わせた本でした。

  • 表紙の絵の酒井駒子さんがすきという理由だけでけっこう前から買おうと思ってて、新宿の紀伊国屋で見つけて嬉しかった 手に取ってみると分かるのですが紙のへりの色が素敵 これは夜の色だと思った

    「犬、おもふ。ゆえに犬在り。」か、伝えたいことよりかは伝え方をだいじにできる人はいいな

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著者プロフィール

「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰 1948年生まれ。
コピーライターとして一世を風靡し、
作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、多岐にわたる分野で活躍。
1998年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、
同サイトでの活動に全力を傾けている。
近著に『他人だったのに。』『みっつめのボールのようなことば。』(ほぼ日)、
『すいません、ほぼ日の経営。』(川島蓉子との共著・日経BP)など。

「2020年 『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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