- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902543032
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西洋骨董店経営×和骨董店店主カップル。
美貌の持ち主で、出生に訳ありの受けちゃん。
攻めさまは、受けちゃんの訳ありの関係者から、新規出店を妨害され
それを何とかしようと、受けちゃんに下心ありで近付いてきたんです。
陵辱し、それをネタに脅かして関係者の動きを止めようとしたり
秘密を暴こうとしたわけですね。
陵辱から始まった関係ですが、お互いいつの間にか
なくてはならない存在になっていく。
お互いを必要に思っていくその心の動きとか、そのあたりの描写が好きです。
攻めさまも受けちゃんも、ある意味“囲いもの”と言う状況で
気持ちが分かり合えるところがありました。
攻めさまの方は、受けちゃんと共にそこから脱出しようと行動を起こそうとし
受けちゃんを誘うのですが、結局受けちゃんは拒否してしまいます。
「そこまで迷惑はかけられない…」と。
うう…何でそこで「うん」と言わない!オトナの男でしょ!
自分から行動を起こしてみようよ〜。と思うんですけどね〜。
今まで、いろんな意味で“受け”の生活(カラダの関係は攻めさまとがお初)しか
したことなかったから、自分から動くなんて考えたことなかったんだろうな。
いや、諦めていたのかな?
結局、攻めさまが受けちゃんの関係者の悪事を暴露することによって
受けちゃんをさらおうとするのですが
「罪を背負ったまま一緒に暮らせない」と言われ、受けちゃんは日本に残り
攻めさまが暮らす拠点を作りに、先に海外へ行きます。
このあたりも真面目で健気だなぁ…受けちゃん。
まぁ、今まで囚われていたことから自由になって、罪を償ったら後を追うからと
言えるようになっただけマシかな?
受けちゃんはいつも着物を着ているんです。
だからエロシーンは、いつもと違った趣があるような…。(〃∇〃)
攻めさまのお気に入りのコレクション、モデルがあるって
あとがきに書いてありましたが、それが何だかわかりました。
実は私自身も、コレクションしてるので。
眺めては「うふふ…」の世界です。