- 本 ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902744569
感想・レビュー・書評
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わずか15mlのエスプレッソに溢れんばかりのパッションとプライドを注ぎこむ、これは下北沢「BEAR POND ESPRESSO」のオーナー田中勝幸氏によるエッセイである。
大学時代はスキーやサーフィンにのめり込み、卒業後は大手広告代理店に勤めるも語学を磨くため仕事を辞め、渡米。その後、NYで一流企業に働きポストも得るが、ある日ダウンタウンで出会ったエスプレッソの味にノックアウトされ、気がつけば仕事をしながらバリスタの訓練を積む日々……。そして、「骨を埋める」気でいたアメリカの地を離れ下北沢にわずか6坪のカフェを開き、現在に至るまでのストーリーが熱い口調で語られる。
他人の目には波瀾万丈に映るかもしれないその過去も、本人にとってはたまたま情熱を傾けるべき対象が変わっただけで同じ一本道、いまの姿もことによったら「通過点」に過ぎないのかもしれない。チェーン店ではけっして味わえない、ちいさな個人店の魅力に触れるとともに、その「熱い」生き方に共感をおぼえるひとも少なくないだろう。ただしかなり熱いので、ヤケド注意!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年世田谷区に住んでて何度か訪れました。
2023年、関西の地元のカフェで本を読みました。
一つのことに一つの目標を掲げて
走る男の姿はなんてかっこいいんだろうって思う -
エスプレッソに対する熱い思い、バリスタという職業の素晴らしさを教えてくれる貴重な一冊。同じバリスタとして尊敬します。
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ヤバイ...弟子入りしたい。
一つのことをとことん追求する人の熱い情熱、エネルギー。
本からもバシバシ伝わってくる。
刺激もらえる。
こうなりたい。
現役バリスタになれたら、絶対会いに行こう。 -
かっこいい表紙に惹かれて手に取りました。
中の写真もオシャレで素敵。
今度東京へ行く機会があれば一度は立ち寄ってみたい。 -
おしゃれな表紙と中の写真に惹かれて購入。
お店の場所は遠いのでなかなか行けそうにないけれど
機会があれば一度行ってみたいと思いました。
若干、著者の方の自慢?と思える文面が気になりましたが
そこさえ眼をつぶれば写真はステキなので、
コーヒー片手にゆったりする時間に
おすすめの本だと思います。
菅付雅信の作品





