- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902744897
感想・レビュー・書評
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乙女歌謡と帯にありますが、大部分は80年代のアイドルソングについてです。
全曲ではないですが、歌詞を全文引用しつつ、二人がその曲のイメージや作詞家、歌手等について思い出やこだわりを語っていく内容です。
私はおっさんなので正直二人が語る乙女心や思い出は理解できませんでしたが(苦笑)、聖子ちゃんとかおニャン子とかなじみのある懐かしい話が多くて楽しかったです。
後まめぐが、昭和の女の子は待ち伏せしているイメージが強いということを語っていて、思わず笑ってしまいました(笑)。
確かに昭和の歌を思い出すと、演歌でなくても男性を待ち伏せするという内容が多かったなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世代的に乙女歌謡の影響を受けて育ったが、
それがよいことだとは、今は思えなくなっている。
可愛くて、従順で、素直で、
ときめきや切ない恋を求めていて、
というようなアイドルに代表される
ステレオタイプな女の子の
延長線上にあるものって、
結局、幸せな結婚、しかないから。
少しでもいい人と結婚してママになること、
ゴールをそこに設定したキャラでしかないから。
あの頃、もっと別の女性を
ロールモデルにできていたら、
私たちには違った人生があったかもしれないのに。
結婚してなくても、
堂々とひなたを歩ける人になれたかもしれないのに。
ムリ。
あと、10年遅く生まれてれば
できていたかもしれない。 -
松本隆氏の歌詞についての箇所が興味深かったです。