- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902791044
作品紹介・あらすじ
会議、ミーティングを本来の目的に沿っていかに効率よく楽しく進めていくか。「板書」という視点から、そのノウハウを紹介する。
感想・レビュー・書評
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板書テクニック本ではあるものの、板書の極意といのは、すなわち会議を活性化させる極意なのだな。フレームワークというよりも、生身の人間同士の会話をどうまとめていくか、といったけっこう人間臭い内容かも。当たり前のことを言ってるんだけどね、実はみんな当たり前のことができていない。だから、「そうそう」と思えるところが多い。
とはいえ、著者はもともと板書の才能があったのだろうなとも思う。
どんなに聴いたままに書くといっても、書くスピードは話すスピードに追いつかない。書くスペースもすべての会話を収められない。その辺をどうクリアするかのテクニックをもう少し書いてほしかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファシリテーショングラフィックの習得はハードル高いけど、やるべきだな。こんなにキレイにはできないけど。
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タイトル通り。
まさにと共感できる内容。
目新しさはないが、これができないと意見の集約と発展はないと思われる。
30分ほどで読める良書。
書け!それにつきる。それが考えることであり聴くことにもつながる。
最後の著者の本来のゴールの考えかたもいい。
ただ、道具やツールといった仕組みに人はできるだけのっかっていいと思う。
人は自然とホワイトボードの前にたちペンをとるはずなんだ。
それがファシリテーターデビューになるはず。 -
著者はサラリーマン、企業内ファシリテーター。
「板書をぜひやってみて欲しい」というメッセージを伝えるべく、板書に立ち向かう生々しい体験談、事例と解説、極意が書かれています。
ファシリテーター役になったらやろう、もう少しスキルアップしたらやろう。なんて言わず、「今すぐやろうぜ!」と言ってくれているように感じます。 -
板書の入門編としておすすめ。
FG(ファシリテーション・グラフィッカ―)という役割・重要業務等を日本社会にも定着させていきたい。
一方で、「板書なんてなくなればいいのに」という著者の本音部分も興味深し。 -
板書や司会を勉強中のため購入。
板書を書きながら司会をして、議論を盛りあげる。ファシリテーション・グラフィックという分野があることを知った。
本書自体は前置きが長かったり、説明のために出てくる具体例がわかりにくかったりと正直なところ評価低めです。極意といわれるところもあまり新奇性なし。
「板書がなくなればいいのに」というあとがきは興味深かったです。 -
ファシリテーショングラフィックがなぜ有効かについて解説してくれる。テクニック的な部分はないものの、具体的にどのように板書を行う、会議の前、会議の後に何をするかという点にもふれている。
会議に名前をつけると愛着がわく。
復唱しながら書く。言われたことをそのまま書く、そこに本質が隠れていることがある。
これまでは自分での解釈でわかりやすくしようという部分が強かったので、新しい一面を学ぶことができた。 -
板書をするというのは、逆にいうと会議に集中することでもある。テクニックを覚えるより、うまく会議を回す手法の一つとして身につけたい。
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面白いからあっという間に読みました。テクニックというよりは、板書をやる事の大切さを訴えている本だね。
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大学の先生にお借りして読みました。
読みやすくて面白かったです。
私もファシリテーターになれたら、ミーティングで役に立てるだろうな。
板書練習しようかな!