- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902800289
感想・レビュー・書評
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自分のこれまでの価値観を、大きく揺さぶる内容だった。著者は20代でこの境地に至ったことに驚き。こういう生き方もありかもしれない。
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目からウロコなことばっかり。
付箋をはりまくった。
取り急ぎ感想としては、筆者のように世界一周の旅をしてみたいと思った。周りに流されて生きてきたので、視野を広げてみたい。 -
P54
買い物をするときのポイントは、「必要かどうか」
P55
どうしても欲しいものがある場合以外は、
あるもので済ませる
P58
お金を使えば、頭は使わなくて済むし、
スピーディに解決するが、
「まずはお金をかけずにできることはないか」
という選択肢を考えることがなくなる
P59
歩いていると情報の入ってくるスピードがちょうどいい
P65
「本は出会いが」がモットー。
読みたいと思った時が旬。
そこで出会えなければ、まあそれまでのご縁
P65
自分にご縁がある本は、必ずまたどこかでつながっていく
P65
会うべき人や読むべき本とは
また自然につながっていくだろうから、
すべて放置しておけばよい ※
P73
来るべきものはてきとうに拒み、
去るものは追わない
P73
付き合いは非常に悪い
P73
距離をとることの利点は、
他人にあまり腹が立たなくなること ※
P78
資本主義という現代の宗教に背を向けた破戒僧
P91
「いろんな人がいるよね」くらいにてきとうなのが一番楽しい
P99
デフォルトは草食、オプションは肉食
P102
健康が一番の節約 ※
191002(水)
P128
やりたいことが私にやられたいなら、
ある時向こうからやってくるだろう。
ひねり出そうとしている時点でヘンである。
何もないなら何かそのへんのことをやっとけばよし!※
P134
誰にも会わず、外にも出かけず、
ただひとりでいることに熱中するのは、
どこまでもかぎりなく楽しい
P134
必要以上に働かなくても生きていける ※
P135
何もないのにとくに怖くもない。
ていうか、何もないって超ラク! ※
P136
何もないっていうのは、大きな喜びもない代わりに
そんなにつらいこともなく、
毎日淡々とゆるやかに笑っていられる生活
P138
誰にも会わず、
自分の好きなことだけをして終わっていく一日。
まじサイコー
P141
今やりたいと思ったら、その気持ちが旬のうちにやりたい
P141
今日「何ができるか」と考えるよりも、
「何はしなくてもいいか」と消去法で考える
P141
明日死ぬかもしれないとしたら、
「進学しない」「就職しない」「結婚しない」
「貯金しない」「人付き合いしない」…
今すぐやらなくていいことのオンパレード!
P141
もしかして、人生の8割はしなくてもいいことで
できているんじゃないのか? ※
P142
今すぐやらなくていいことを、バシバシ引いていって、
あとに残ったものからどうしても死ぬ前にやっておきたいことだけする
P142
そしたら、今夜いきなり死神が遊びに来ても、
まいっか、とりあえずはいれよ、と迎えられそうだ
P148
何かを始めるとき、目的とか結果をまったく考えていない ※
P149
自分で何かを選ぶときの
誰のせいでもない、後にもひけない、
シビれるような緊張感が好き
P149
今すぐなんでも白黒つけようとしない ※
P149
いろいろてきとうにしておくと
わりとケンカにも発展せずに、
のらくら生きられる
P150
「なんか言ってるな~」ぐらいになればしめたもの
P151
受け入れるというのともちょっと違っていて、
遠くからただ眺めているようなイメージ ※
P152
どこへ行っても旅と思えば旅 ※
P169
隠居するということは
「お金をかけなくても生きていけるようにする方法」
を模索する旅 ※ -
女性でもこんな暮らしができるだろうか。
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かなり面白い。
隠居とは良く言ったものだと関心。
最小限に働き(日本で生活するにはお金が必要)自分の生き方を最優先するために時間・人間関係・そして心の持ち方等も含めて削ぎ落としいく。
それがお仕着せでもなく淡々と(まさに隠居)書かれている様はとても心地よく一気に読んでしまう。
生活にメリハリがありそれは食生活・人間関係にも反映されているし本人が生きたいと思えば世界一周旅行も難なくやってしまう。
世間体や憂さ和話等に取られること無く、立ち止まって自分を見つめる姿勢=誰の為に働いているのは?誰の為の時間か?誰為の人生か?みたいなことを淡々とそしてユーモアも交えて書かれている。
とても興味深い内容でしかもお仕着せでない
彼のキャラクターなんだと思うけれど 一読の価値 大いにありの一冊。出会えて良かったー!と思える一冊☆本当に良かった!! -
「おばあちゃんの知恵袋」的な本。重曹とラジオ体操は取り入れたい。『年収90万でハッピーライフ』と似たようなお話も多いので、忙しい人はどちらかを読めば十分だと思う。私は復習も兼ねて、楽しく読ませていただいた。
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『20代で隠居 週休5日の快適生活』のタイトルを見て、まず思ったのが、一体どんな暮らしなの!? ということ。
著者の大原さんの暮らしは、散歩をしながら季節を感じ、読書を楽しみ、自炊をするという、ごくごく平凡なこと。そういう過ごし方は「飽きる」し、刺激がなさすぎる、とずっと思っていました。でも私自身が30代になって思うのは、そういう「平凡で当たり前」が幸せを感じる時間。
毎日を過ごしていると、仕事が生活の第一になり、日々の暮らしはどこか置いてけぼり。本来は、暮らしを良くするために仕事があるのに。
大原さんの本を読んで、アメリカンジョークにある「漁師とコンサルタント」という有名な話も思い出す。
自分がいまどういう暮らしをしたいのか、どういう時間の過ごし方をしたいのか。「こうあらねばならない」を取り除いたら、何を望んでいるんだろう -
アーリーリタイアに興味があるので読んでみました。
私は子供もいるので、マネをすることは難しいけど、
心の持ち方として参考になることはたくさんありました。
こだわりを持たないこと。
隠居生活をはじめてからどうでもいいことに怒らなくなった、
というのは、なるほど。
時間に追われず、どうでもいい人と接することもなければ、
穏やかな感情で生きていくことができそうです。
ブラック仕事の話をすると、周囲からは「それくらいフツーだよ」と言われたことについて、
そんなのは「フツー」じゃない、と筆者は言います。
「大変であること自慢」したい人には、筆者の生き方は理解できないし、「逃げ」だと思うんでしょう。
でも、「当たり前」とか「世間体」でわが身を苦しめている人、仕事がつらくて仕方ない人には、心身を壊す前に、「こういう生き方もあるよ!」と知ってほしい。
読んでいるとき、お寺のお坊さんのためになる説法を聞いているような気分で読んでいました。
ただ、話の脱線が多くて時々話に入り込めないこともあったので、星3つです。 -
タイトルから筆者の生き方・考え方に興味を持って読んだが、食や生活の知恵など、意外と参考になる内容も多い。回りの環境に振り回されずに自分主体で生きるために、「ハタチ過ぎたら人生は引き算」は覚えておきたい。
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お金はそんなになくても生きていけると思っていた。
その証明本みたいだった。
みんなと同じ道をすすむ。それって自分にとってどうなのか、考えてみる。案外はずれても生きていける。
みんなとテンポの違う考え方が癖になりそうな本だった。
この著者のほかの本も読んでみよう。