- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784902843002
感想・レビュー・書評
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エレガントなおとなになるために。
「エレガント」っていうと、気取ってる感じがするかもしれないけど、
つまりは、「自分のスタイルで生きること」だ。
とあるスクールで、山川さんとお会いして、話を伺ったとき、
ぼくは「こういうおとなになりたい」と思った。
正直、憧れるおとなは、それまでにもいたけれど、
それはどちらかというと、ぼくにないものをたくさん持っているひとで。
有名人で言うなら、ロベルト・ベニーニとか、新庄剛志とか、スキーの原田雅彦とか。
でも、そんなふうな生き方をしようと思うと、
ぼくは無理をしてしまうことに気がついていた。
無理をしないで自分らしく生きていくおとな。
そして、それがカッコよくて、ぼくの思考に近いおとな。
ぼくにとってそれが、山川さんなのだ。
ぼくが直接伺った話に心躍らせたように、
この本のメッセージも深く心に染み渡った。
たとえば、悲しみを上手に感じること。
たとえば、上手にあきらめること。
たとえば、自分の中の弱さを知ること。
ネガティブの波に会ったら、無理して浮上しない。
その波に逆らわず、ちゃんと感じておく。
感じておくから、時にはがんばりたくなる。
そうか、がんばるために生きてるわけじゃないもんな、と思う。
楽しかったり、面白かったりすることの結果、
がんばってたのなら、とっても素敵なことだ。
そんな、甘いこと言ってられないよって言うこともあるかもしれない。
でも、ぼくが信じてるものがそこにはある。
言葉は力を持ってる。
発した言葉はいつか自分に返ってくる。
だから、自分の美しい想いを言葉にする。
自分は美しい人間ではないとしても。
「想い」は、誰かを、自分を変えていくから。
これがぼくのスタイル。
ベニーニになれなくても、ぼくはぼくになれるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう系の本って好きなんですけど読んでも結局な〜んにもならないんですよね。何一つ得るものはない感じで。
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装丁:重原隆 装画:山口マオ
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もうすぐ発売。
楽しみにしてる。
がんばらないでいいんだね。