- Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902930276
作品紹介・あらすじ
むかしむかし・・・
3びきのこぶたは、それぞれの家をたてます。
でも、わるいオオカミが近くにかくれていて、こぶたたちを食べようとするのです!
おなじみのお話ですが、この本ではちょっと違います。
オオカミはいつものようにずるがしこいけれど、
こぶたたちには、建築とデザインに生まれつきの才能があります。
スクラップ、ガラス、石とコンクリートの家は、有名な建築家の作品がもとになっています。
フランク・ゲーリー、フィリップ・ジョンソン、フランク・ロイド・ライトの3人です。
また、家のなかは世界中の有名なデザイナーによる名高い調度品でいっぱいです。
さあ、オオカミにプーとふきとばされないのは、だれの家でしょうか。
イラストは、スウォッチの腕時計やMoMAのカードのデザインでも活躍するスティーブン・グアルナッチャ。
感想・レビュー・書評
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むかしむかし…3びきのこぶたは、それぞれの家をたてます。でも、わるいオオカミが近くにかくれていて、こぶたたちを食べようとするのです!おなじみのお話ですが、この本ではちょっと違います。オオカミはいつものようにずるがしこいけれど、こぶたたちには、建築とデザインに生まれつきの才能があります。スクラップ、ガラス、石とコンクリートの家は、有名な建築家の作品がもとになっています。フランク・ゲーリー、フィリップ・ジョンソン、フランク・ロイド・ライトの3人です。また、家のなかは世界中の有名なデザイナーによる名高い調度品でいっぱいです。さあ、オオカミにプーとふきとばされないのは、だれの家でしょうか。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供の頃に読んだ3びきのこぶたよりお家が高級です。
3匹とも建築家なんですね。
オオカミもかなりヤンキーです。 -
内容は誰もがよく知っている三びきのコブタと同じ展開。ただたてた家が少し違うだけだった。
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ふーがスキ、レンガでつくるところがスキです。
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3匹のこぶたが建築家であったら。
期待して読んだが、ちょっと違った。
しかも、こぶたじゃないし(汗)
本中の調度品等は有名なデザイナーによるものだと。 -
スティーブン・グアルナッチャ (著, イラスト), まきお はるき (翻訳)
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30年度 4-3
5分 -
2015年5月24日
<I TRE PORCELLINI> -
おしゃれ。でも、もっと建築家としてのひねりがあっても良かったかな。
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三匹のこぶたのパロディ絵本。
パロディというか、出てくる物だけが置き換えられている。
これ建築家にする意味(あるいは三匹のこぶたでやる意味)あるのかな。
筋はおんなじ。
三匹のこぶたが…こぶた?こぶとりのぶたが、コンペに出すようなデザイン住宅を建てる。
ただ出てくる家や小物がみんな有名なデザイン作品で、主役がすでに成功している感じの壮年建築家だというだけで、基本的な筋は童話を踏襲している。
たったそれだけの違いなのにものすごく嫌な感じ。
恵まれたお坊ちゃんにしか見えないぶたにまったく魅力を感じない。
いいおうち、いい教育を受けてデザイン家具にかこまれて資金繰りに悩むことなくおしゃれハウスを建てる。
「家を建てる」が自分のおうちをつくる(自立する)ぞ!ではなく「評価される作品づくり」でしかない。
でてくる作品が実在の有名作品なのも他人のふんどしぽくて嫌だ。
高級ブランドの名前がたくさんでてくるバブル小説みたい。
感じ悪い金持ちだなというひがみフィルターを抜きにしてもモヤモヤする。
実際の作品を登場させるのは建築やデザインへの愛ゆえかもしれないけれど、だとしたら他人の作品をあっさり吹き飛ばさせてしまうことに嫌悪を感じる。
人の作品に対する敬意がない。
『三びきのコブタのほんとうの話』のような醜悪ないやらしさでこそないけれど、読み終えた後にそこはかとなくいやーな気分が残る。
絵は見やすいけど半端。
デザイン重視にしては素敵さが足りない。
見返しは登場した作品のイラストと出自。