狛犬かがみ A Complete Guide to Komainu (Japanesque)
- バナナブックス (2013年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902930290
作品紹介・あらすじ
市井の石工が想像たくましく腕を振るった狛犬という造形物をありのまま見つめ、正当に再評価したいと願う「狛犬研究家」により編纂された狛犬のバイブル。 25年にわたり訪ね歩いた日本各地の神社の狛犬を豊富なカラー写真で紹介し、その歴史などについて解説する。
*オールカラー
*全テキスト、日本語・英語併記
感想・レビュー・書評
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近所の神社の狛犬はどんな型?
全国に存在する狛犬について日本語と英語で解説。
バラエティ豊かな狛犬の世界の深さに驚き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
狛犬研究家(?)が自らが撮った日本中の狛犬の写真を見せながら狛犬の歴史や分類などを解説する狛犬本。
なぜ中国の獅子は同じ姿をしているのに日本の狛犬は阿吽の形になっているのかを調べたくて読んだ本。その答えが書いてあるだけでなく、狛犬の種類の豊富さや面白さに気づかされる。
特に福島の名工達が作る狛犬が興味深い。三人の子どもを亡くした石工が作る狛犬に三匹の子獅子をつけていたエピソードが心に残った。
これから神社に行く時は必ず狛犬を見るだろう。読めば狛犬が好きになる良書。 -
全国のユニークな狛犬を、カラー写真で分類&紹介。
狛犬は、日本の素晴らしい芸術なのに、殆どは雨ざらしで、補修もされず。
それでも社殿を守り続けている姿に、感動しました。
できれば、全国各地の狛犬を補修して、大切に後世に残して欲しいです。 -
[ 内容 ]
市井の石工が想像たくましく腕を振るった狛犬という造形物をありのまま見つめ、正当に再評価したいと願う「狛犬研究家」により編纂された狛犬のバイブル。
25年にわたり訪ね歩いた日本各地の神社の狛犬を豊富なカラー写真で紹介し、その歴史などについて解説する。
[ 目次 ]
第1章 狛犬ほどバラエティに富んだ造形物はない
第2章 狛犬の起源と「はじめ狛犬」の魅力
第3章 狛犬の歴史と種類
第4章 もうひとつの狛犬―狼像
第5章 戦争と狛犬
第6章 アートとしての狛犬
第7章 寅吉・和平の奇跡
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]