- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902943023
感想・レビュー・書評
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「日常」はよほど意識しないと残らない。
新聞での歌人永田紅さんとの対談で、川内さんは言っている。最近はインスタ映えといって、ごちゃごちゃしたものを除いておしゃれに撮ろうとするのだが、5年、10年たつと、そのごちゃごちゃこそが面白いんだと。
あ、わかるってすぐに思った。川内さんと同年齢だし、この写真集の撮影場所の雰囲気も、わたしの住むところとそんなに変わりがないからかもしれない。なんていうか、若い頃には分からなかった「味」みたいなものが今になって滲み出てきたような。
むさ苦しくて窮屈で、逃げ出したかったモノ。でも時を経たことにより、それが今の自分を形作った原点でもあると気づいたとき、その中にある痛みや悲しみ、怒りなんかにもある種の愛おしさを感じることが出来るようになっていた。
日常のごちゃごちゃのなかに、きっと大切なものが隠れているのだと思う。そう思えた写真集だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
淡く美しい色彩と、生死のリアルのコントラスト。
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家族が愛おしくなる。
田舎を思い出す。
きっと涙が自然に出てくる気がするわ。
これはふとした時に見たくなる。 -
ぱらっと見ただけなんだけどほんとに泣きそうだった。
淡い色でだいすき。
まわりぼけてなかったらもっと好き。 -
「日々ごはん?」に出てきて気になってた。ついに借りました。人の家族写真なのになんだかすごく引き込まれる。いい写真ばかり。
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川内倫子さんの撮る写真は
泣きたくなるくらいせつない;(
だいすき -
田舎ってこんな感じなのかなあ。棺に納まったお祖父さんが印象的。
枯れてゆく命あらば、生まれゆく命あり。そしてその周りには
鮮やかな紅葉のように大切な人たちが息づいている。
苺の写真は可愛かったのでコピっといた(笑)(20070206/library) -
川内倫子