Illuminance

著者 :
  • フォイル
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本棚登録 : 145
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902943641

感想・レビュー・書評

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  • この人の写真がまー好きで好きで、
    本屋で見て我慢できずに買った写真集です。

    川内倫子はふわふわした写真を撮るんだけど、
    ふわふわした柔らかい中に
    ときどきぞっとするような怖いものが潜んでいる。
    潜んでいるというかそれすらふわっと表れてくる。

    好き。だけど、怖い。
    柔らかくて優しい。だけど残酷。でも優しい(どっち)
    ふわふわしてるんだけど生々しいんだよなぁ。
    なんか日本的な怖さだな、生々しさだな、とか思うのです。

    そういう怖さと優しいのが一緒になって
    なんかとても力強い印象になるのかなぁ。
    それがなんか人間臭くてとても好きです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「なんか日本的な怖さだな」
      そんな風に感じたコトがなかったので、また見返してみよう、、、
      「なんか日本的な怖さだな」
      そんな風に感じたコトがなかったので、また見返してみよう、、、
      2013/03/21
  • 写真

  • やっぱりこの人の写真は好き。
    なんでこんなに惹き付けられるのか分からないけど。
    胸が締め付けられるような、清々しいような。

  • フォイルギャラリーの東京撤退の最後の個展もよかった。大きい版で見ると、やっぱり、すっごいいいなぁ、て思う。いつか、こういう作品を買えるようになりたい。40代にはそうなりたい。と思ったり。個展では、ダイアモンドのプリントと、ナイアガラの滝のプリントがとてもいいなぁ、て思った。さて、写真集の方は、いつも通り、その見開きにした時の対比をこれでもか、というくらいに考えつくしているその構成と、光の感触が、もうたまらなくいい。(12/1/4)

  • フラット.良くも悪くもフラット.
    フラット過ぎて怖い.

  • 奇跡的なカットの積み重ねで
    出来ている本。
    展示も見ることが出来たのですが、
    映像作品も素敵でした。

  • 透明感とそこに潜むちょっとした危うさがとてもいいです。
    それにしても川内さんの前に事件という名の被写体が現れます、それとも川内さんが被写体を呼び出す魔法を持っているのか、ただ単純に写真のテクニックや視点の面白さがあるのか、答えは謎です。
    その謎を解き明かしたくて、また川内さんの写真集を開くのではないかと思います。

  • いまさらだが、川内倫子の新作を読んだ。とても怖い本である。できることならエロスと死はむすびつけないでいてほしいのだが、川内倫子はそこに光をあてることで編み物にしてしまった。光の写真家は厄介だ。ひかりをあててしまえば、世界を編んでしまう。とっても強引な写真家なのだ。

  • これはこれでいいけど、
    昔の写真集のほうが好きだった。

  • 唯一無二に磨きがかかった感じがします。

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著者プロフィール

1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。最新刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』がある。

「2022年 『やまなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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