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- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902968149
感想・レビュー・書評
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著者は薬剤師さん。
薬理学者がコーヒーを紹介すると、こういう趣向になるのだなぁ
前半は薬史学、コーヒーの『クスリ』としての歴史。
南アフリカがコーヒーの原産国。
それがどうやって世界中に散らばって行ったのか。
何故そこまでの労力を惜しまなかったのか。
コーヒーの魔力、実際に薬として使用されていたものに、
注釈をつけながら、その時代時代の利用法を紹介。
今までコーヒーについて知らなかった一面が興味深かったです。
後半は研究発表を主軸に、コーヒーの持つ薬効を紹介。
一般向けに分かりやすく書いてはいますが、
理系レポート形式の文体を 読み慣れない方には
ちょっと取っ付きにくい感じがあります。
著者はコーヒーを研究したようですが、
単なる研究魂だけでなく、
コーヒーをこよなく愛する立場からも書かれていて、
読んでいて楽しかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示