と学会レポート ギボギボ90分!

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  • 楽工社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903063065

感想・レビュー・書評

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  • 宜保愛子との出会いは、まだテレビで有名になる前に読んだ子供向けの心霊写真本だった。とにかく彼女の顔のインパクトがすごく、心霊写真の恐怖を倍増させてくれた。本書は宜保愛子が1992年に出演した日本テレビ系列で放映されたという「宜保愛子ピラミッドの謎に迫る!」を2006年に「と学会」という人たちが徹底的に検証した会合?をまとめもの。と学会が何なのかよく分からないし、さらにはこの本を2022年に読む必然性もほとんどないのだが、ふと宜保愛子とはなんだったのかと思い出したのをきっかけに、読んでみることにした。結論から言えば宜保愛子の「霊能力」はかなり怪しいという印象だ。エジプト研究者の吉村教授に対する印象もだいぶ変わった。と学会の検証力はすごいと思ったが、読んでいてあまりいい気分にはならなかった。大槻教授もトンデモな人だったのか。もはや誰を信じていいのやら。宜保愛子が英語が堪能で背が高かったなんて、当時どれだけの人が知っていただろう。

  • 宜保愛子という人の凄さがわかる。今のようにインターネットなどがない時代に、あれだけ詳しいリサーチができるという凄さ。超能力ではないけれど、凄い能力だった。

  • 宜保愛子は凄かった!それがよくわかる本です。
    彼女の力は霊能力なのかテクニックなのか、読めばわかります。

  • トリックを明かすというよりは、宜保さんのテクニックの凄さの検証となっている。

    宜保さんはすごかった!

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著者プロフィール

と学会運営委員。編集者、メカニックライターを経て、80年代に『機動戦士ガンダム』の科学考証・設定考証にかかわり、ガンダムシリーズの世界観の基礎を築くことに大きく貢献。現在はSF史、技術文化史に関する著述家・大学講師として活動。著書に『GUNDAM CENTURY』(共編・共著、みのり書房)、『失踪のメトロポリス』(INAX出版)、『肉体のヌートピア』(青弓社)、『ギボギボ90分!』(楽工社、共著)他。

「2009年 『トンデモ本の世界 W』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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