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- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903175478
作品紹介・あらすじ
日本最古の歌集として知られる「万葉集」。そこには、変則表記、異例記述といった不自然な箇所が多く残されており、これまでは編者のミスとして見過ごされてきました。しかし、この不自然な箇所こそが改ざんされた「日本書紀」を読み解く上で重要な鍵だったのです。はたして藤原不比等が隠匿しようとしたものは何だったのか?
本書では、「万葉集」や「日本書紀」の記述を基に、王朝時代の権力闘争の中で失われつつあった日本の正史に迫ります。
感想・レビュー・書評
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下巻の前半は万葉集を離れ、紀や海外の文献がメインだったので理解するには力不足でした。無念。万葉集はあくまでも読み解くコードということで。で、疑問。天智天皇は結局何者なの?長屋王は自らの血を否定する告発歌集を作ったの?すっきりしないまま読了。でも権威を疑うことには思い切り同意。むしろ害だよね、権威って。
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権力恐るべしですね。 中大兄皇子は、中津国の大いなる兄何でしょうか 名前に事情を全部書き込んであるような 古人親王は 大海人皇子と同じと言うより 古き血筋の親王かも 聖武天皇の王子名 (くびと)首が恐ろしい 長屋王 王子3人 自害と言いながら絞殺だし 武士の時代になると自分の武勇伝ばかりになるのに、あまり戦いの場面が無い。 歴史は権力者によって書き換えらる 歌はせめてもの事実の道標。 この時代の兄弟は 血縁でないときもままあるし。
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