フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法

制作 : 川上純子 
  • 海と月社
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本棚登録 : 217
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903212050

感想・レビュー・書評

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  • マーケティング22の法則などで有名な「アル・ライズ」の本。
    ちなみに、この本は、(他の本と違い)ジャック・トラウトとの共作ではなく、娘との共作。

    400ページ弱、ひたすら「フォーカスすること」について述べた本です。
    これでもか、というぐらいの具体的失敗事例、成功事例がでてきます。

    フォーカス/集中は重要とはよく言われませすが、それのみに絞った本は珍しい。

    やや気になるのは、(他書もそうですが)「フォーカスすること」をほぼ9割型ブランディングの観点のみから説明している点。
    他にも、メリット・デメリットがいろいろありそうですが、理論的考察がほとんどないのが残念。
    また、事例が多い物よいが、特定の事例を短く取り上げているだけで、どこまで汎用性があるかを学術的意味で、あまり掘り下げていないのが残念(というか不安)。

    ただ、多かれ少なかれ、「フォーカスること」は重要だと思うので、「フォーカスすることを頭に刻む」という意味ではよかったかもしれません。

  • 生き残り続けるブランドになるには、ある一点にフォーカスして、消費者の心の中に1つのイメージを築き上げること。

  • フォーカスの重要性を強く意識づけさせてくれた。フォーカスする粒度を自分で自分考えなおす良いきっかけをもらった。

  • 市場原理を勝ち抜くためには、市場を分割せよ、フォーカスせよ!とひたすら事例を元に言い続けてくれる本。

    二兎を追えば、いずれフォーカスした競合が現れ負ける
    ブランドとは磨き続けるダイヤモンド、フォーカスし続けること
    グローバル経済の発展はライン拡大のチャンスではない、規模が大きくなるほどフォーカスし、専門化せねばならない
    トイザらスの成功は5ステップ、すなわちフォーカスし、品揃えを豊富にし、安く仕入れ、安く売り、市場を独占したこと
    市場を作ること
    革新的な製品やサービスの登場は一時的な繁栄を築くことがあっても、それがイメージやブランドをブラすものである場合は全体にマイナス効果が現れる場合もある

    ともかく万人ウケを狙わないこと、市場、ターゲットを絞って戦うことが重要

  • 市場、製品をフォーカス(絞り込む)し、スペシャリストというイメージを作る。

  • 【読書メモ】
    よいフォーカスはシンプルだが、よいフォーカスを見分けるのはシンプルではない。

    言葉やコンセプトは、繰り返されるほどパワフルになっていく。

    ビジネスは数学に似ているが、高度なビジネスになると、高等数学に似てくる。計算ではなく概念、数字ではなくコンセプト。

    経営者の一番の仕事は、経営ではなく、未来を見抜くこと。

    フォーカスの目的は、企業の方向性を首尾一貫させること。発想の力でリーダーシップをとる。

    短期間でうまくいくことは長期的にはうまくいかないことが多い。成功のためには、忍耐力を持つこと。

  • フォーカスを絞り込めない企業に、未来はない! 「経営の多角化」「製品ラインの拡大」でフォーカスを失い衰退した企業、自社の強みを的確に判断し、フォーカスを絞り込んで繁栄を続ける企業。多種多様な事例を検証し、企業にとってフォーカスを絞り込む事がいかに重要か、そして「何を」「どのように」フォーカスしたらいいのかを解き明かす。

    第1章 多くの企業がフォーカスできない理由
    第2章 グローバル経済の時代に勝ち抜くために
    第3章 他の経営論とフォーカス論の違い
    第4章 実行して成果を出した企業に続け!
    第5章 トレンド最前線の小売業で起こっていること
    第6章 二つのコーラの物語
    第7章 重要なのは、「よい品質」より「よいイメージ」
    第8章 言葉によるイメージ戦略
    第9章 「万人ウケ」をねらうな
    第10章 市場の変化に合わせてフォーカスする法
    第11章 「分割」で業界トップに躍り出る
    第12章 「複数ステップ」という手法
    第13章 IBMに見る実践上の注意点
    第14章 「イノベーションの溝」を越えて急成長を!
    第15章 まとめ―フォーカスを成功させる十五の秘訣

  • アル・ライズの著書というとブランドの話と思いがちだが、経営戦略について適切かつ分かりやすく述べている。選択と集中と言葉ではいいながらも、実際に集中を実行に移せているケースは少なく、かえって多角化が多いくらい。それにより、戦略がぶれ、リソースが拡散し、ブランドイメージが薄まる。そうするのではなく、フォーカスすべきという提言で、各種事例を用いているのが良い。
    市場シェアを重視していて、市場シェア1位というのは消費者に一番効く。中味・味よりも評判が重要で、悪い評判はじわじわと広がっていく。ブランド構築には時間がかかる。メッセージは繰り返すほどパワフルになる。名前は重要で、同業で類似した名前は避けるべきとか、音の響きも留意すべき。こうした領域は、アル・ライズの本領発揮だ。
    「企業を成功に導いてくれるのは、消費者だ。フォーカスは、消費者の心に働きかける」という一文は肝に銘じておきたい。

  • とにかく色んな事例を使って、
    フォーカスが大事だと言い続けている本。
    言いたい事はそれだけ。
    ただ個人的にはフォーカスとアメーバ経営って真逆なので、
    どちを取るかはその会社の性質や業界にもよるかな、と感じた。
    アメーバ的経営しつつも各部門ではフォーカスみたいなのがいいのかな。

  • フォーカスにからんだいろんな成功例、失敗例が書かれていて、これでもか、というぐらいフォーカスすることの大切さがよくわかった。
    これを読んでから、仕事での考え方がだいぶ変わった気がする。

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