ビジネスリーダーとしての力量を高める (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903241791

感想・レビュー・書評

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  • リーダーシップは生まれ持った資質ではない。スキルを身に付けることで誰でもリーダーとなることができる。本書はそのための教材となっている。

    リーダーとは?リーダーシップ・スキルを身に付けるにはどうしたらよいか?リーダーとしてどう振舞うべきか?などを事例やツール(ワークシートやチェックリストなど)を挙げて紹介している。

    リーダーには6つのスタイルが存在し、それぞれのスタイルに特徴があり、有効な状況が異なる。より多くのスタイルを身に付けることでリーダーとして幅が広がるわけだが、自分に向いたスタイルから取り組むことができる。これは何か新鮮に感じられた。

  •  この手の本を読んで毎回感心するのが、「リーダーやマネージメントという茫洋としたものを、分別、整理し系統立て、学問のレベルに押し上げた」アメリカ人のエネルギーである。本書もその例に漏れず、感心させられる提言が多い。特にリーダーのストレス解消や、燃え尽き回避の為にまで言及していることには、感心を超え感服した。 ただし、この本を読んで、リーダーシップが身につくものではない。リーディングは、実践である。従って、実践で身に着ける以外方法はないことはこの本の言を待つまでもない。あなたが(私も)天性のリーダーである可能性はほとんどない。つまり、最初は失敗する。多くの人は、実践でうまくいかないとき、理論に立ち戻る。本書はそのためのものである。悩めるリーダーたちにお勧めする。個人的には5年前に読みたかった。

  • ◆著者はボストン大学経営学部教授。ハーバード・ポケットブックなのですぐに読める本であるが、箇条書きの項目だけでも意外と参考なる。巻末にはツール集もついている。

    ◇何を目指し、なぜそれを目指すのか。リーダーへの道はそこから始まる

    ◇リーダーとは、ごく単純に言えば、共通の目的へと他人を向かわせることができる人のことを言う

    ◇変化を起こしたければ、自分自身が引き金となれ。他人に求める振る舞いは、まず自分が実践すること

    ◇有能なリーダーは未来を見据える
    ◎未来に目を向ける力
    ◎不確定な要素への対応力
    ◎粘り強さ
    ◎高いコミュニケーション能力
    ◎政治的感覚の鋭さ
    ◎常に平常心
    ◎自分を知っている
    ◎他者への共感
    ◎ユーモア精神


    ◇リーダーとしての経験を積む実践的な方法
    ◎従来にはない新たな課題を抱える難しいプロジェクトに自ら志願する
    ◎常に意識を鋭く保つ
    ◎失敗を恐れない
    ◎多様な仕事に取り組む
    ◎フィードバックをもらい、他人から見た自分の仕事ぶりを確認する
    ◎ジョブローテーションに志願する

    ◇リーダーが挑むべき課題とは
    ◎目標やビジョンを掲げること
    ◎マネジメントとリーダーシップに関して、可能な限り豊富なスキルを身につけること
    ◎身につけたスキルを発揮すべきときに発揮して、人々に影響を与え、その目標を達成させること

    ◇より良い未来像を明確に伝える、それがビジョンの役割です。ビジョンは組織のメンバー全員に自信と信頼と希望を与え、さらには組織を導く役割も果たします

    ◇良いビジョンの条件とは
    ◎シンプルで、かつ理想がこめられていること
    ◎チャレンジのしがいがあり、かつ現実的であること
    ◎ぶれることなく目標を見据えていること
    ◎組織の利害関係者にとって利益となること
    ◎簡単に説明ができ、わかりやすいこと

    ◇部下に対するケアする 
    ◎部下が自分についてきているか、常に確認する
    ◎改革への反発は予期しておく
    ◎成功はきちんと評価し、祝福する
    ◎情報はすべて共有する
    ◎ビジョンの実現にむかって常に努力する
    ◎部下に仕事を任せ、彼ら自身のリーダーシップ・スキルを伸ばす

  • ◆著者はボストン大学経営学部教授。ハーバード・ポケットブックなのですぐに読める本であるが、箇条書きの項目だけでも意外と参考なる。巻末にはツール集もついている。

    ◇何を目指し、なぜそれを目指すのか。リーダーへの道はそこから始まる

    ◇リーダーとは、ごく単純に言えば、共通の目的へと他人を向かわせることができる人のことを言う

    ◇変化を起こしたければ、自分自身が引き金となれ。他人に求める振る舞いは、まず自分が実践すること

    ◇有能なリーダーは未来を見据える
    ◎未来に目を向ける力
    ◎不確定な要素への対応力
    ◎粘り強さ
    ◎高いコミュニケーション能力
    ◎政治的感覚の鋭さ
    ◎常に平常心
    ◎自分を知っている
    ◎他者への共感
    ◎ユーモア精神


    ◇リーダーとしての経験を積む実践的な方法
    ◎従来にはない新たな課題を抱える難しいプロジェクトに自ら志願する
    ◎常に意識を鋭く保つ
    ◎失敗を恐れない
    ◎多様な仕事に取り組む
    ◎フィードバックをもらい、他人から見た自分の仕事ぶりを確認する
    ◎ジョブローテーションに志願する

    ◇リーダーが挑むべき課題とは
    ◎目標やビジョンを掲げること
    ◎マネジメントとリーダーシップに関して、可能な限り豊富なスキルを身につけること
    ◎身につけたスキルを発揮すべきときに発揮して、人々に影響を与え、その目標を達成させること

    ◇より良い未来像を明確に伝える、それがビジョンの役割です。ビジョンは組織のメンバー全員に自信と信頼と希望を与え、さらには組織を導く役割も果たします

    ◇良いビジョンの条件とは
    ◎シンプルで、かつ理想がこめられていること
    ◎チャレンジのしがいがあり、かつ現実的であること
    ◎ぶれることなく目標を見据えていること
    ◎組織の利害関係者にとって利益となること
    ◎簡単に説明ができ、わかりやすいこと

    ◇部下に対するケアする 
    ◎部下が自分についてきているか、常に確認する
    ◎改革への反発は予期しておく
    ◎成功はきちんと評価し、祝福する
    ◎情報はすべて共有する
    ◎ビジョンの実現にむかって常に努力する
    ◎部下に仕事を任せ、彼ら自身のリーダーシップ・スキルを伸ばす

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