カフカ田舎医者

  • プチグラパブリッシング
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本棚登録 : 85
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903267678

作品紹介・あらすじ

フランツ・カフカの傑作短篇をアニメーション作家山村浩二が映像化!田舎医者の孤独と不安、そして絶望を描いた本作をもとに、幾重にも重ねた原画によって見事なまでに描き出した、幻惑の世界に誘う山村浩二渾身の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 山村さんのサインがある!

  • <閲覧スタッフより>
    フランツ・カフカ(代表作『変身』)の短編小説を絵本にした作品。気味の悪いイラストと、難解なお話が妙にマッチしています。1回読んだだけでこの作品を理解するのは大変なので、繰り返し読むことをおすすめします。
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    所在記号:726.6||ヤマ
    資料番号:10243920
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  • 雪の日に急患で呼び出される老いた医者の話。

    子供へのトラウマ植え付けで有名な「メトロポリタンミュージアム」を、更に、ティムバートン的な「グロカワ」方向に持って行った感じ。

  • 原文の答え合わせのため、青空文庫にあったのを読んだ。

  • カフカ
    暗い分からない救いどこない…のに…

    カフカ何冊目だろう…なんで苦手なはずなのに
    手にとってしまうんだろうな

  • 原作はもちろん大好きだけど、昨年アニメーションを見て仰天、感動。山村浩二さんは天才だ!私も本よりDVDがほしいです。出てないのかな?

  • 医者の悲哀。

  • きっと映画を見たほうがもっとすごさを味わえるだろうなぁ。
    でも装丁の素晴らしさ、中身の解釈?のすごさとかは流石あの「頭花」の監督さんだと思う。

    カフカの不条理的怖さが伝わってきましたよ…。

  • オドラデグ可愛すぎ。

  •  以前見た特集番組で気になったので読んでみました。元はアニメーション作品で、その原画をそのまま用いて絵本にした作品だそうです。
     カフカのもつ皮肉や象徴性、寓意性を損なわず、むしろ強烈に感じることができると思います。印象は、輪郭が濃く、皮肉のもつ黒さと冬の雪の白さが混じって全体的に灰色、生の中にある苦悩のような色です。絵の一つ一つにユーモアと皮肉が込められているように感じました。

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著者プロフィール

山村浩二 1964年、愛知県生まれ。東京造形大学絵画科卒業。短編アニメーションを多彩な技法で制作。作品に『パクシ』『年をとった鰐』など。『頭山』『カフカ 田舎医者』でグランプリ多数受賞など、国際的な受賞は60を越える。絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』『おかしな おかし』(以上、福音館書店)など。東京都在住。

「2019年 『くだものだもの おやおや、おやさい おかしなおかしセット(3冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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