- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903267678
作品紹介・あらすじ
フランツ・カフカの傑作短篇をアニメーション作家山村浩二が映像化!田舎医者の孤独と不安、そして絶望を描いた本作をもとに、幾重にも重ねた原画によって見事なまでに描き出した、幻惑の世界に誘う山村浩二渾身の傑作。
感想・レビュー・書評
-
山村さんのサインがある!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<閲覧スタッフより>
フランツ・カフカ(代表作『変身』)の短編小説を絵本にした作品。気味の悪いイラストと、難解なお話が妙にマッチしています。1回読んだだけでこの作品を理解するのは大変なので、繰り返し読むことをおすすめします。
--------------------------------------
所在記号:726.6||ヤマ
資料番号:10243920
-------------------------------------- -
雪の日に急患で呼び出される老いた医者の話。
子供へのトラウマ植え付けで有名な「メトロポリタンミュージアム」を、更に、ティムバートン的な「グロカワ」方向に持って行った感じ。
-
原文の答え合わせのため、青空文庫にあったのを読んだ。
-
カフカ
暗い分からない救いどこない…のに…
カフカ何冊目だろう…なんで苦手なはずなのに
手にとってしまうんだろうな -
原作はもちろん大好きだけど、昨年アニメーションを見て仰天、感動。山村浩二さんは天才だ!私も本よりDVDがほしいです。出てないのかな?
-
医者の悲哀。
-
きっと映画を見たほうがもっとすごさを味わえるだろうなぁ。
でも装丁の素晴らしさ、中身の解釈?のすごさとかは流石あの「頭花」の監督さんだと思う。
カフカの不条理的怖さが伝わってきましたよ…。 -
オドラデグ可愛すぎ。
-
以前見た特集番組で気になったので読んでみました。元はアニメーション作品で、その原画をそのまま用いて絵本にした作品だそうです。
カフカのもつ皮肉や象徴性、寓意性を損なわず、むしろ強烈に感じることができると思います。印象は、輪郭が濃く、皮肉のもつ黒さと冬の雪の白さが混じって全体的に灰色、生の中にある苦悩のような色です。絵の一つ一つにユーモアと皮肉が込められているように感じました。