大地のノモス―ヨーロッパ公法という国際法における

著者 : 新田邦夫 カール・シュミット

• 慈学社出版 (2007年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2011年12月21日]

19世紀まではヨーロッパには紳士の協定のようなものがあった。戦争に掟があった。戦争でも徹底的にやらない。引き際が一番悪いのは日本の第二次大戦。
戦争は降伏したら、軍門に下すのが日本の武士道。将棋も同じ。
戦争で徹底的に殲滅させるのは宗教が絡むから。日本の武士はそこまではやらなかった。
第二次大戦のアメリカは正戦だと思ってやっていた。いまだにそう思っている。